【レビュー】iPhone 6 Plusのスペックを振り返る｜発売日も

作成日：2023.03.22更新日：2023.03.22

過去の記事 iPhone 6 Plus

「iPhone 6 Plus」は、2014年9月に発売されたiPhone 6シリーズの大画面モデルです。

発売から8年以上が経過し、性能・機能の両面で快適に使うのは難しいでしょう。

この記事では、iPhone 6 Plusのスペックや特徴などを振り返っていきます。

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iPhone 6 Plusのスペック

iPhone 6 Plusの主なスペックは、下記のとおりです。

発売日	2014年9月19日
カラーバリエーション	スペースグレイシルバーゴールド
サイズ	158.1mm×77.8mm×7.1mm
重量	172g
ディスプレイ	5.5インチ液晶 1,920×1,080ピクセル
アウトカメラ	広角：800万画素（F2.2）
インカメラ	120万画素（F2.2）
チップ	A8
メモリ(RAM)	非公開（1GB）
ストレージ(ROM)	16GB、64GB、128GB
microSD	非対応
バッテリー容量	非公開（2,915mAh）
ワイヤレス充電	非対応
スピーカー	モノラル
イヤホンジャック	あり
生体認証（指紋/顔）	対応（ホームボタン）/非対応
防水・防塵	非対応
タッチ決済（FeliCa）	非対応
5G	非対応
デュアルSIM	非対応

（参考：iPhone 6 Plus - 技術仕様）

iPhone 6 Plusの特徴

iPhone 6 Plusの特徴を詳しく見ていきましょう！

デザイン
ディスプレイ
カメラ
処理性能
その他の機能

デザイン

カラーバリエーション	スペースグレイシルバーゴールド
サイズ	158.1mm×77.8mm×7.1mm
重量	172g

iPhone 6 Plusは、兄弟機種「iPhone 6」の大画面モデルです。
サイズは最近の機種と比べても大きめで、iPhone 14 Plusに近いサイズ感です。

前面にはiPhone SEシリーズと同じく、ディスプレイの上下に大きなベゼル（枠）があり、指紋センサーを兼ねたホームボタンがあります。

いや、たしかにiPhone 6 Plusとほぼ同じ大きさではあるけども…… pic.twitter.com/o0NiV0QBIH

— いとけい (@itokei_) September 16, 2022

ディスプレイ

ディスプレイ	5.5インチ液晶 1,920×1,080ピクセル

iPhone 6 Plusは、当時としては大型の5.5インチの液晶ディスプレイを搭載しています。

思い出としてはiPhone 6 Plusが5.5インチのRetina HDディスプレイのiPhone初のでかい液晶になって嬉しかったなー https://t.co/4vlVgwnT8a

— あるほろ (@aruaruboro) September 24, 2021

カメラ

アウトカメラ	広角：800万画素（F2.2）
インカメラ	120万画素（F2.2）

iPhone 6 Plusは、広角レンズのみのシングルカメラで、現在のスマホと比べるとカメラ性能はかなり控えめです。

ポートレートモードやナイトモードなどの撮影機能も搭載されていません。

処理性能

チップ	A8
メモリ(RAM)	非公開（1GB）
ストレージ(ROM)	16GB、64GB、128GB
microSD	非対応

iPhone 6 Plusの処理性能は、最近のローエンドスマホとくらべてもかなり低く、動作の遅さが気になる可能性が高いです。

ベンチマークアプリ「Antutu（v5）」のスコアは4万点台のようです。

Antutu test Galaxy Note 4 (kiri) VS Iphone 6 Plus (kanan) #AntutuBenchmark pic.twitter.com/K0YUivOT8c

— Bang Encelz (@encelzz) March 24, 2015

その他の機能

生体認証（指紋/顔）	対応（ホームボタン）/非対応
防水・防塵	非対応
タッチ決済（FeliCa）	非対応
5G	非対応
デュアルSIM	非対応

iPhone 6 Plusは、防水・防塵、タッチ決済など、普段使いで便利な機能は搭載されていません。

指紋認証（Touch ID）に対応していますが、第1世代のため精度や速度はiPhone 6s以降の機種に劣ります。

Touch IDから離れたくないiPhone 6/6s/7/8 Plusユーザーの中には大きい画面を諦めて、新型SEを買う人もいるのでしょうね

— ひやま (@hiyamad) April 15, 2020

iPhone 6 Plusは今でも現役で使える？

iPhone 6 Plusは今でも使えますが、処理性能も低くまた非対応のアプリも増えているため、メイン機としてはおすすめできません。

iPhone 6 Plusの最後のiOSバージョンアップは、iOS 12.5.7です。（現在の最新iOSは16.3.1）

iOS 12.5.7は2023年1月に配信されており、現在でも古い機種向けのセキュリティアップデートが行われているところに、Appleのサポートの手厚さがうかがえます。

iOS 12.5.7 のセキュリティコンテンツについて

iOS 12.5.7 のセキュリティコンテンツについて説明します。

一方で、下記のとおり、古いiOSでは利用できないアプリが増えており、LINEやYouTubeといった主要アプリの最新バージョンにも対応していません。

iOS 13.0～13.7：LINEバージョン12.4.0まで利用可能
iOS 12.0～12.5.6：LINEバージョン11.17.0まで利用可能
iOS 11.0～11.4.1：LINEバージョン10.17.0まで利用可能
※iOS 10.3.4以下の場合、利用できません。
（引用：LINEの推奨環境を教えてください｜LINE）