赤ロムのiPhoneは買取できる？残債ありとの違い対処方法も

作成日：2024.05.13更新日：2024.05.13

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使わなくなったiPhoneを処分する際は買取がおすすめです。
しかし、万一端末が「赤ロム」になってしまった場合は買取を断られるケースが多いです。

この記事では、

「赤ロムのiPhoneはどうやって処分すればいいの？」
「赤ロムと残債ありの違いが知りたい」

とお悩みの方に向けて、赤ロムのiPhoneの買取について徹底解説しています。

赤ロムになってしまった場合の対処法も紹介しているので、ぜひご覧になってみてください！

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赤ロムとは

「赤ロム」とは、通信会社によって「ネットワーク利用制限」がかけられた端末のことです。

赤ロム化すると、購入元のキャリア回線で電話やモバイルデータ通信ができなくなります。
ネットワーク利用制限を解除する方法もありません。

赤ロムとなる主な原因は3つあります。

端末代金の未払い
端末の不正取得
端末の紛失・盗難

分割払いの残債が残っている中古スマホを購入した場合、元の所有者が支払をやめてしまい赤ロム化する可能性があります。

ネットワーク利用制限は、端末の不正利用を防ぐ目的があります。
ただし中古スマホ市場の活性化を阻害している側面もあるとの見方もあり、今後は端末代金の未払いによるネットワーク利用制限は原則禁止される見込みです。

赤ロムのiPhoneは買取できる？査定額への影響

赤ロムのiPhoneは買取不可の場合が多いです。
何らかのトラブルがあったことを意味するためです。

ただし、一部の業者では赤ロムの買取を行っています。
いずれも盗難品や不正契約などの可能性がある場合は買取不可です。

買取価格は大幅に減額される傾向にありますが、減額なしのところもあります。

フリマアプリは赤ロムの出品がNG

フリマアプリでは赤ロムの出品が禁止されています。

購入者が利用できない可能性のある端末やSIMカードについては、トラブルの原因となるだけでなく、犯罪や違法行為に使用されるおそれもあるため、出品を禁止しています。

（中略）

ネットワーク利用制限がかかっているもの

完済していることが明確に証明されていないもの

（引用：メルカリガイド‐利用制限や契約中、支払いが残っている等の携帯端末および全てのSIMカード（禁止されている出品物）｜メルカリ）

携帯電話各社が提供するウェブサイト（ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト）で、「△」「×」表示のスマートフォンについては出品を禁止します。

Yahoo!フリマでは、ネットワーク利用制限のおそれがない「○」表示のスマートフォンのみ出品できます。

（引用：Yahoo!フリマヘルプ‐スマートフォン出品時の注意点｜Yahoo Japan フリマ）

買取の場合と異なり、分割払いの残債が残っている場合（ネットワーク利用制限が「△」の場合）も出品できません。

赤ロムの見分け方｜残債ありとの違い

赤ロムは、ネットワーク利用制限の状態を調べることで判別できます。

スマホの製造番号（IMEI）を確認する
購入元のキャリア確認ページにIMEIを入力する

判定結果は、「〇・△・×」で表示されます。

判定結果	意味
◯	端末代金の支払いが完了していて正常に利用できます。
△	端末代金の支払いが完了しておらず、将来的に×（赤ロム）になる可能性があります。
×	赤ロムです。何らかのトラブルがあったため電話やモバイルデータ通信を利用できません。