Google Pixel 3のカメラの画素数や性能を全て徹底解説!
Googleから発売されているオリジナルのAndroidスマートフォン「Pixel 3」は、高性能で多機能なカメラを搭載していることでも話題の機種です。
2018年11月に発売されてから時間が経ちましたが、いまなお中古市場ではコストパフォーマンスが高い人気機種として位置付けられています。
「スマホなのにここまで綺麗に撮影できるの!?」と驚かれることの多いPixel 3ですが、その秘密はカメラの性能を活かし切る多彩な機能にありました。
今回は、そんな人気機種であるPixel 3のカメラにフォーカスして、その画素数や性能を全て徹底解説します。
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Pixel 3のカメラ性能
Pixel 3には背面カメラにレンズが1つ、前面カメラには2つのレンズが搭載されています。
一般的に背面カメラに2つのレンズが搭載されているスマートフォンが多い中、Pixel 3では前面カメラにデュアルレンズを採用するという珍しい仕様になっています。
ここではまず、背面カメラと前面カメラのスペックを解説していきます。
背面カメラ(メインカメラ)
Pixel 3の背面には広角レンズが1つだけ搭載されています。レンズが1つだけと聞くと他の製品に劣っているようなイメージを持たれるかもしれませんが、そんなことはありません。
まずはその性能を見てみましょう。
Pixel 3の背面カメラ性能 | スペック |
画素数 | 12.2MP(1,220万画素相当) |
f値 | f/1.8 |
オートフォーカス | デュアルピクセル位相差検出 |
手振れ補正 | 光学式・電子式手ぶれ補正機能 |
背面カメラの画素数
背面カメラの画素数は12.2MP(メガピクセル)、日本のスマートフォンの単位で換算すると1,220万画素相当となります。
最新のiPhone 12 Proでも1,200万画素相当なので、色表現の豊かさでは引けを取らない数字となっています。
一般的には、L判写真への印刷は800万画素あれば十分綺麗に出力できると言われており、1,200万画素もあればA4サイズの印刷にも余裕で耐えることができます。
A4サイズまで対応できるということは、小さなスマートフォンの画面はもちろん13〜15インチのパソコン画面で見ても十分綺麗に表現できるでしょう。
背面カメラのf値
Pixel 3の背面カメラのf値はf/1.8です。
f値とは、ボケ味の強さと写真の明るさを表す指標で、数値が小さくなればなるほど背景のボケ味が強くなり、写真が明るく撮れるようになります。
f/1.8というと、一眼レフのレンズでも単焦点レンズと呼ばれる少し価格が高めの美しいレンズが持つ性能で、非常にボケ味が綺麗でかつ暗いところでの撮影も難なくこなすことができます。
オートフォーカス性能
Pixel 3はオートフォーカス性能も非常に優れています。
「デュアルピクセル位相差検出」という一眼レフに搭載されている高度な技術を使い、撮影時にカメラに取り込む光の束を2つに分け、カメラ内部のセンサー上に集約させたときにピントのずれを修正することができます。
これにより、瞬間的に撮りたいシーンがやってきて慌ててカメラを構えたとしても、写真がブレることなく綺麗に撮影することが可能です。
手振れ補正機能
Pixel 3は光学式手振れ補正と電子式手振れ補正の両方を搭載しています。
これにより、レンズ側のハードウェアとセンサー側のソフトウェアの両方で手振れ補正が可能となり、写真だけでなく動画性能が高くなっています。
写真は瞬間的な撮影なので、頑張ればある程度手振れを抑えることができますが、動画はずっと映像を回しっぱなしで手持ちで動くことも想定されるのでこうした手振れ補正が必須となります。
前面デュアルカメラ(インカメラ)
続いて、Pixel 3の前面カメラの性能をチェックしてみましょう。
前面カメラは主に自撮りや自分を含めたグループでの撮影、ビデオ会議への参加などで使用することが多いでしょう。
まずはその性能を見てみましょう。
Pixel 3の前面カメラ性能 | スペック |
レンズ画角 | 広角 / 標準 |
画素数 | 8MP(800万画素相当) |
f値 | f/2.2 |
レンズ画角
Pixel 3の前面カメラには標準レンズだけでなく、より広く写すことができる広角レンズも搭載されています。
多くのスマートフォンでは背面カメラに2つのレンズを搭載することが多い中、Pixel 3では前面カメラに広角レンズを搭載しました。
これは、ここ数年で投稿者が増しているSNSへの自撮り写真の撮影や、YouTubeなどへ投稿するVLOG撮影、複数名で参加するオンライン会議などのニーズに答えた機能と言えるでしょう。
前面カメラの画素数
Pixel 3の前面カメラの画素数は8MPで、800万画素相当となっています。
基本的に背面カメラよりも前面カメラの方が画素数で劣るのは他のスマートフォンと同じです。
iPhone 11シリーズ以降は前面カメラも1,200万画素を搭載していますが、それ以前のiPhone XSシリーズでは500〜700万画素でした。
Pixel 3がいまから2年前の端末ということを加味すると非常に優れた製品であることがわかります。
前面カメラのf値
Pixel 3の前面カメラのf値はf/2.2です。
f/2.2というと、背面カメラよりは劣るかもしれませんが、一眼レフの高級ズームレンズのf値が2.8であることを考えても十分に明るいレンズと言えます。
屋外はもちろん、薄暗い部屋の中で撮る自撮りやオンライン会議への顔出しも難なくこなすことができます。
Pixel 3のカメラ機能
基本的なカメラのスペックがわかったところで、続いてカメラ機能について解説します。
Pixel 3には、いままでご紹介した高度なカメラ性能を活かし切る様々な機能がたくさん備わっています。
みんなで自撮りができる「グループ自撮りモード」
旅の思い出を残すために写真をたくさん撮るという人は多いでしょう。
過去の旅行を振り返るため、これまで撮ってきた写真たちを見返した時、自分が写っている写真はどれほどあるでしょうか。
仲間や家族との楽しい思い出を残すために、周りの風景も含めて撮ろうと思うと、どうしてもスマホを片手に自撮りをするには画角が足りずアップになり過ぎてしまうため、自分が写ることができないというシーンも多いはず。
そんな時、Pixel 3のグループ自撮りモードを使えば、前面カメラが広角レンズに切り替わり、自撮り棒などを使わなくても手持ち撮影で自分と背景も含めて写し切ることができます。
使い方は簡単で、電源ボタンをダブルタップしてカメラを立ち上げ、2回フリックすれば自撮りモードに切り替わります。
暗い場所でも手持ちで綺麗に撮れる「夜景モード」
Pixel 3は、暗い場所でも手持ちで綺麗な写真が撮れる「夜景モード」にも対応しています。
本来、カメラは一定以上の光を集めないと映像化できないため、暗い場所(特に夜の屋外など)では必要な光量に達するまでカメラのシャッターを開いた状態になります。
その状態で被写体が動くと光の起動がズレ、手振れになってしまうのです。
それを軽減するためのf値であり、手振れ補正機能なのですが、それらの性能を活かしてより綺麗な夜景を撮影するためにソフトウェア側で搭載しているのが「夜景モード」です。
夜景モードを使えば手持ちでもブレない夜景が撮影でき、さらにノイズも少ない綺麗な写真に仕上げてくれます。
人の笑顔を逃さない「トップショット」
「トップショット」とは、シャッターを切る前後数秒間の写真を自動的に保存しておき、その中で最も綺麗に撮れた写真を選択することができる機能です。
例えば友達や家族、ペットの写真を撮る時、シャッターを切った瞬間に目が半開きになってしまっていたり、ペットの最も可愛い仕草をギリギリ取り逃がしてしまうということがあります。
トップショット機能では、そういったミスショットをなくすためにあらかじめシャッターを切った前後数秒の写真を全て保存しておくことで、どんな環境でも最高の写真を撮影することができる機能なのです。
過ぎてしまった過去は戻らないので、ミスショットをしてしまうと同じ写真は二度と撮ることができません。それを防ぎ、いつだって満足いく良い写真を残すことができます。
一眼のボケ味に近づいた「ポートレートモード」
ポートレートモードは、被写体の背景をぼかして被写体を引き立てることができる撮影モードです。
人物撮影やペットの写真だけでなく、料理や物撮りにも活用できます。
いままでボケ味の滑らかな立体感のある写真は一眼レフの専売特許のようなところがありましたが、Pixel 3はソフトウェアの力でそのボケ味に近づくことができました。
ボケ味が弱く平坦な印象になりがちなスマートフォンの写真の中で、一歩抜き出た美しい写真を残すことができます。
解像度の高いズーム機能「超解像ズーム」
カメラのズーム機能には光学ズームとデジタルズームの2種類があります。
スマートフォンにおける光学ズームとは、望遠レンズを搭載することでレンズの力でズームする方式のことです。
デジタルズームとは、レンズは変えずに写っている画像を拡大することでクローズアップしていくズーム方式となります。
後者の方では、単純に元の写真を拡大していくことになるので画質が落ちてしまうため、望遠レンズを搭載して光学ズーム対応のカメラの方が綺麗に撮影することができるのです。
しかし、Pixel 3の背面カメラには望遠レンズがありません。これをカバーするために搭載されているのが「超解像ズーム」です。
デジタルズームの弱点である画質の低下を、超解像の名の通り解像度を高めることでズームした時の画質の低下を抑えることができます。
この機能により、望遠レンズがなくても綺麗なズーム写真を撮影することができるのです。
被写体を追い続ける「モーションオートフォーカス」
Pixel 3には、撮り逃しを徹底的になくすため、「モーションオートフォーカス」という機能が搭載されています。
これは被写体にオートフォーカスを固定することで、被写体が動いてもピントを合わせ続けるという素晴らしい機能です。
嬉しそうに走り回る子供やペットなど、ついピントがズレてしまいがちになってしまう動く被写体も簡単に撮影することができます。
簡単な操作で手軽に綺麗な写真が撮れるという点が、日常使いには一番ですよね。
一台でSNS投稿や動画配信など手軽にこなせるカメラスマホ
Pixel 3はSNSや動画投稿サイトなどへの発信が一般化した現代において、必要にして十分な機能を備えたスマートフォンです。
高度な機能を持ちながらも、それらを手軽に使いこなせるような設計になっているので、操作が億劫になることなく気軽に撮影を楽しむことができます。
公式サイトからの新品の販売は終了していますが、中古市場ではまだまだ人気の機種となっているので是非一度手に取って体験してみてはいかがでしょうか。
Pixel 3の特徴は下記の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧になってみてください。
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