Pixel 3aのカメラの画素数や性能を全て徹底解説!
Googleから発売されているAndroidスマートフォン「Pixel 3a」は、カメラ性能の高さで話題となったPixel 3の廉価版機種です。
Pixel 3と比べて本体の素材がプラスチック製になったり、CPUの能力を抑えたりすることで本体価格を安くしていますが、カメラ性能については妥協することなくPixel 3と遜色ない性能を持っています。
そのため、写真がより綺麗に撮れて本体価格を抑えた機種が欲しいという方にとっては注目すべきスマートフォンと言えるでしょう。
今回は、そんな高性能カメラを備えたPixel 3aのカメラの画素数や性能を全て徹底解説します。
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Pixel 3aのカメラ性能一覧
Pixel 3aは背面と前面ともにシングルカメラを搭載したシンプルなAndroidスマートフォンです。
ここ数年間でデュアルレンズやトリプルレンズが主流になってきている中、Pixel 3aはシングルカメラに様々な機能を盛り込むことでハイクオリティな写真撮影を実現しています。
まずは背面カメラと前面カメラのスペックをそれぞれ解説します。
Pixel 3aの背面カメラ
Pixel 3aの背面カメラには、広角レンズが1つ搭載されています。
カメラのスペック表を見ると非常にシンプルでいかにも「普通」な印象を受けますが、Pixel 3aに搭載された様々な撮影モードによってハイクオリティな写真撮影ができるのです。
まずは性能についてひとつひとつ解説していきます。
画素数 | 約1,220万画素 |
画角(焦点距離) | 視野76°(28mm) |
F値 | f/1.8 |
オートフォーカス | デュアルピクセル位相差検出 |
手ぶれ補正 | 光学式および電子式手ぶれ補正機能 |
撮影モード/機能 | ポートレートモード 超解像ズーム トップショット 夜景モード |
背面カメラの画素数
背面カメラの画素数は約1,220万画素となっています。最新機種であるiPhone 12 Proでも約1,200万画素のカメラを搭載しているため、色表現の美しさは十分と言えるでしょう。
L判写真へ印刷する場合、800万画素あれば十分綺麗に出力できると言われています。
また、画素数だけが多ければ良いというものでもありません。カメラは小さなセンサーの中に画素数分の受光素子を詰め込むため、画素数が高くなればなるほど色ひとつひとつが光を受ける面積が狭くなります。
つまり、小さいセンサーで画素数だけを上げてしまうと、逆に解像度が低下するのです。(特に暗所での撮影ではノイズが際立ちます)
Pixel 3aは小さなスマートフォンで最大限美しい写真を撮影できるように、あえて画素数を約1,220万画素に留めることで、スマホの画面で見る場合やL判印刷で見る場合など一般的な利用シーンに合わせた設計になっています。
背面カメラの画角
背面カメラには焦点距離28mm※35mm換算の広角レンズが搭載されています。
一般的なスマートフォンに搭載されているレンズも大体24〜28mmが多く、普段使いとして最も撮影のしやすい焦点距離です。
デュアルカメラやトリプルカメラを搭載したスマートフォンだと、超広角レンズや望遠レンズを切り替えて撮影する必要がありますが、シングルカメラを搭載したPixel 3aでは広角レンズのみを使ってズーム/アウトするだけなのでシンプルで使いやすくなっています。
背面カメラのF値
Pixel 3aの背面カメラのF値はf/1.8となっています。
F値は数字が低ければ低いほど多くの光を取り込むことができ、背景ボケも豊かで美しくなります。
一眼レフなどのカメラの世界では、背景ボケが美しく明るい単焦点レンズがF/1.8となっていることが多く、その効果はPixel 3aでも体感することができます。
背面カメラのオートフォーカス
Pixel 3aにはデュアルピクセル位相差検出というオートフォーカスに関する技術が搭載されています。
これは一眼レフに取り入れられている技術で、写真を撮影した際に光を2つに分けて取り込み、カメラの中のセンサー上で合成することでピントのズレを調節するというものです。
この技術を活用することで、構えたスマートフォンが手振れしてしまってもブレない綺麗な写真が撮影できます。
特別な設定などは必要なく、全て自動で行ってくれるので快適な撮影が実現します。
背面カメラの手ぶれ補正機能
Pixel 3aは光学式手ぶれ補正と電子式手ぶれ補正を搭載しています。
光学式手ぶれ補正とは、内部にある振動センサーが撮影時の振動を感知して、レンズやセンサーの位置を調整することで手ぶれの影響を抑える補正機能です。レンズ側のハードウェアで手振れを補正します。
電子式手ぶれ補正とは、撮影時に複数枚の写真を記録し、撮影後にそれらを比較して微妙なブレを修正することで手ぶれを可能な限り無かったことにする補正機能です。内部のソフトウェアで手振れを補正します。
ハードウェアとソフトウェアの両面から手振れを抑えることで、どんなシーンでもブレにくい撮影が可能です。
Pixel 3aの前面カメラ
続いて、Pixel 3aの前面カメラ(インカメラ)の性能について解説します。
画素数 | 800万画素 |
画角(焦点距離) | 視野84°(24mm) |
F値 | f/2.2 |
撮影モード/機能 | ポートレートモード |
前面カメラの画素数
Pixel 3aの前面カメラの画素数は約800万画素です。
背面カメラの画素数でも解説した通り、800万画素あればL判印刷でも十分綺麗に出力することができます。
SNSへの投稿で自撮りや友人などと撮影した写真を投稿するくらいなら何の問題もないでしょう。
前面カメラの画角
前面カメラの画角は24mmとなっており、背面カメラよりも若干広角です。
自撮り撮影は手を伸ばした位置が離れられる限界地点なので、距離が取れない分広角レンズで周囲の景色まで写します。
上位機種であるPixel 3のようなより広角で撮影できるグループ自撮りモードは搭載されていませんが、1〜2人くらいなら周囲の景色も入れて撮影することができるでしょう。
前面カメラのF値
前面カメラのF値はf/2.2となっています。
写真は被写体との距離が近ければ近いほど背景ボケを表現しやすくなるため、数字的には背面カメラよりも劣っていても実際の写真表現に違和感を感じることはないでしょう。
一般的にf/2.8もあれば十分明るく撮れると言われているので、その基準よりも更に明るいレンズが前面カメラに搭載されているPixel 3aは十分優秀なカメラだと言えます。
Pixel 3aの様々なカメラ機能や撮影モード
Pixel 3aのカメラは、その高い基本性能と様々なカメラ機能や撮影モードを組み合わせてハイクオリティな撮影をすることができます。
ここからは、画素数などの一般的なスペック表からはわからないPixel 3aのカメラ性能について触れていきましょう。
被写体の背景をぼかして撮影できる「ポートレートモード」
ポートレートモードとは、背景をボカすことで被写体を際立たせることができる撮影モードです。
被写体とそれ以外をフォーカス位置でそれぞれ認識することで判別し、正確な背景ボケを実現してくれます。
主に人やペットなどの動物を撮影する際に使用することが多いですが、それ以外にもフィギュアや食べ物などアップで撮りたい被写体の撮影時にも使用することができるのでおすすめです。
背景までピントが合った写真だとどれが主役なのか分かりづらくなりますが、ポートレートモードを駆使すれば際立たせたいものがハッキリと伝わるので、他のスマホ写真とは一味違った印象的な写真になります。
デジタルズームでも画像の劣化を抑えて撮影できる「超解像ズーム」
Pixel 3aのカメラがシングルカメラでも他社スマートフォンのデュアルカメラと張り合うことができるのは、この「超解像ズーム」があるからだと言っても過言ではないでしょう。
カメラのズーム方式には「光学式ズーム」と「電子式ズーム」の2種類が存在します。
スマートフォンに搭載されている光学式ズームとは、ある一定の距離までズームした段階で望遠レンズに切り替えることで解像度を保ったままズームすることができる方式です。
反対に電子式ズームとは、レンズの切り替えによってズームするのではなく、広角レンズで映し出した画像の一部を拡大して表示する方式となります。
最高の瞬間を撮り逃さない「トップショット」
トップショットとは、シャッターを切った前後数秒間の写真を記録し、自動的に最もよく撮れている写真を選択してくれる機能です。
カメラを構えて狙っている時にはあまり気にならないかもしれませんが、不意に訪れたシャッターチャンスでは手元が狂ってしまって写真がブレてしまったという経験をしたことがある方も多いでしょう。
そんな時にトップショットの機能があれば、シャッターを切る前後の瞬間を自動的に保存してくれているので一瞬のシャッターチャンスを逃すことなく、綺麗な写真を残すことができます。
暗い場所での撮影でも明るく撮れる「夜景モード」
「夜景モード」とは、Pixel 3aは夜の屋外などの暗い場所でも明るい写真を撮影できる機能です。
スマートフォンのカメラで暗い場所を撮影すると、写真は撮れるけど全体的にザラザラした写真になって輪郭もハッキリしないという経験をしたことがある方も多いでしょう。
写真とは、レンズを通して光を取り込み、内部のセンサーに映像データとして焼き付けることで表現されます。そのため、取り込む光が極端に少ないと写真を生成することができません。
カメラは光が極端に少ない時、ISO感度という数値を上げることで少ない光を使って無理やり写真データを作り出します。そのため、ノイズが乗ってしまうのです。
夜景モードでは、異なる露出の写真を瞬間的に撮影し、それらをスマートフォン内部で合成することにより光の量を稼いでノイズの少ない美しい写真に仕上げています。
iPhoneでも2019年秋に発売されたiPhone 11シリーズからようやく対応しましたが、Pixel 3aはそれよりもいち早くこの機能を搭載していたのです。
ハイクオリティが低価格で実現するカメラスマホ
SNSへの投稿やLINEでの写真のやりとりなど、撮った写真を気軽に送りたい時に一眼レフのようなクオリティの高い写真を撮影できるのがPixel 3aです。
ハイクオリティな写真を撮影しようと思ったら、カメラ側で様々な設定をして撮らないといけないというイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかし、Pixel 3aならほぼ全ての撮影が自動で設定でき、最適な状態で撮影することができます。
そんな高性能なカメラを搭載したスマートフォンが廉価版価格で購入できるので、これからカメラを始めてみたいけど一眼レフを買うのは高すぎると思っている方や、今使っているカメラのサブ機が欲しい方などにおすすめです。
まだまだ中古市場では人気の機種となっているので、ぜひ体験してみてください。
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