【まだまだ現役】iPhone 8のスペックまとめ|サイズやカメラを7と比較!
2016年9月に発売されたiPhone8シリーズ(iPhone8/8 Plus)。一世代前のiPhone7シリーズ(iPhone7/7 Plus)から処理能力が向上し、ワイヤレス充電に対応しました。ホームボタン付きiPhoneの完成形ともいえるモデルです。
2020年もまだまだ現役で使えるiPhone8シリーズのスペックや価格を、iPhone7シリーズやiPhoneSE(第2世代)と比較しながら徹底解説していきます。
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iPhone8/iPhone8 Plusのスペック
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
発売日 | 2016年9月16日 | 2017年9月22日 |
本体カラー | 全6色 | 全4色 |
背面素材 | アルミニウム | ガラス |
ホームボタン(Touch ID) | 〇 | 〇 |
画面サイズ | 4.7インチ(7 Plusは5.5インチ) | 4.7インチ(8 Plusは5.5インチ) |
TrueTone | × | 〇 |
メインカメラ | 1200万画素/F1.8 | 1200万画素/F1.8 |
光学式手振れ補正 | 〇 | 〇 |
4K動画撮影 | 30fps | 最大60fps |
チップ | A10 Fusion | A11 Bionic |
メモリ | 2GB(7 Plusは3GB) | 2GB(8 Plusは3GB) |
ストレージ | 32GB、128GB、256GB | 64GB、128GB、256GB |
ワイヤレス充電 | × | 〇 |
バッテリー(動画再生) | 最大13時間(7 Plusは最大14時間) | 最大13時間(8 Plusは最大14時間) |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
防水防塵 | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
iPhone8シリーズは、2016年9月に発売されたiPhone7シリーズの正統進化版です。一見すると変化がないようにも見えますが、処理能力の向上や自然な色味のディスプレイ(TrueTone)、ワイヤレス充電など、地味に大きく進化しています。
iPhone 8とiPhone 8 Plusの詳しい違いについては、下記の記事からご覧いただけます。
本体カラー・デザイン
iPhone8シリーズの外観について見てみましょう。
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
本体カラー |
|
|
背面素材 | アルミニウム | ガラス |
iPhone8シリーズでは、ワイヤレス充電に対応した関係で、背面素材が従来のアルミニウムからガラスに変わりました。アルミとガラス、どちらがいいかは好みにもよりますが、iPhone7シリーズまであったアンテナラインは完全に消滅。よりシンプルですっきりしたデザインに仕上がっています。
背面素材の変更に伴って、カラーバリエーションも一新されました。iPhone7シリーズの「ブラック」と「ジェットブラック」が廃止され「スペースグレイ」に。また、iPhone6以来、主に女性に人気があった「ローズゴールド」が廃止されています。iPhone7シリーズで初登場の限定色、「(PRODUCT)RED」は健在です。
ディスプレイ・サイズ
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
画面サイズ | 4.7インチ(7 Plusは5.5インチ) | 4.7インチ(8 Plusは5.5インチ) |
解像度 | 1,334×750ピクセル(7 Plusは1,920×1,080ピクセル) | 1,334×750ピクセル(8 Plusは1,920×1,080ピクセル) |
画素密度 | 326ppi(7 Plusは401ppi) | 326ppi(8 Plusは401ppi) |
広い色域(P3) | 〇 | 〇 |
3D Touch | 〇 | 〇 |
TrueTone | × | 〇 |
iPhone8シリーズでは、周囲の環境に合わせて画面のホワイトバランス(色温度)を調節する「TrueTone」ディスプレイに対応しました。TrueToneのおかげで、周囲の環境になじんだ色味で表示が可能に。たとえば、部屋の照明が暖色系(オレンジ色)であれば、画面もオレンジがっかった色味に変化します。
画面サイズや解像度などは、iPhone7シリーズと同等です。iPhone6で初採用された「3D Touch(画面を強く押し込むことでアプリのメニューに素早くセスできる機能)」も搭載しています。
ただし、2020年現在では3D Touchの有無はあまり気にする必要はありません。最新のiPhone11シリーズでは3D Touchが省かれており、今後は、画面を長押しすることで3D Touchと同等の機能を実現する「触覚タッチ」に統合される予定です。
iPhone8とiPhone7のサイズは下記のとおり。
iPhone7 | iPhone8 | |
本体サイズ | 138.3×67.1×7.1mm | 138.4×67.3×8.3 mm |
重量 | 138g | 148g |
iPhone8シリーズの本体サイズは7シリーズと同等で、同じケースを使いまわせるほど。実際は、背面素材の変更もあり、iPhone8シリーズのほうがわずかに大きく重くなっています。
カメラ
iPhoneのカメラ機能は、iPhone7で大幅に進化しました。F1.8の明るいレンズや光学式手振れ補正に対応(iPhone6s Plusで初搭載)したことで、夜景や薄暗い室内など、暗所での画質が格段に向上しました。
iPhone8シリーズのカメラスペックは、基本的にiPhone7シリーズと同等ですが、HDRが賢くなり、明暗差のある場面に強くなりました。カメラ性能(画質)を評価するベンチマークサイト「DxoMark」のスコアを見ると、iPhone7の「86」からiPhone8では「92」と、順当に進化しています。
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
レンズ(メインカメラ) | F1.8(28mm相当) | F2.2(28㎜相当) |
光学式手振れ補正 | 〇 | 〇 |
イメージセンサー | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
LEDフラッシュ | クアッドLED | クアッドLED |
スローシンクロ | × | 〇 |
インカメラ | F2.2/700万画素 | F2.2/700万画素 |
4K動画撮影 | 〇(30fps) | 〇(24fps・30fps・60fps) |
スローモーション撮影 | 〇(1080p/120fps) | 〇(1080p/240fps) |
DxoMarkスコア | 82(iPhone7) | 92(iPhone8) |
またiPhone8シリーズでは、夜景のように背景が暗い場面でも、人物と背景、どちらも明るく撮影できる「スローシンクロ」にも対応。
iPhone6sシリーズで初めて対応した4K動画撮影は、iPhone8シリーズで60fps(従来は30fps)になり、よりなめらかな撮影が可能になりました。スローモーション動画も、1080p240fps(iPhone7シリーズは1080p120fps)で撮影可能です。
iPhone8とiPhone8 Plusのカメラスペック比較
iPhone8 | iPhone8 Plus | |
レンズ | F1.8(28mm相当) | F1.8(28㎜相当)・F2.8(56mm相当) |
光学式手振れ補正 | 〇 | 〇(広角レンズのみ) |
デジタルズーム | 最大5倍 | 最大10倍 |
ポートレートモード | × | 〇 |
iPhnoe8 PlusはiPhone7 Plusと同様に、広角レンズ(28mm相当)のほかに望遠レンズ(56mm)も搭載したデュアルレンズカメラ仕様です。ズームに強いだけでなく、2つのレンズを生かして背景ボケ(被写界深度エフェクト)のある写真を撮影できる「ポートレートモード」にも対応しています。
iPhone8 Plusと同時期に発売されたiPhoneXも、デュアルレンズカメラです。上位機種のiPhoneXは、望遠レンズも光学式手振れ補正に対応しています。光学式手振れ補正機能の対応状況は下記のとおりです。
広角レンズ | 望遠レンズ | |
iPhone6s/6s Plus | ×/〇 | -/× |
iPhone7/7 Plus | 〇/〇 | -/× |
iPhone8/8 Plus | 〇/〇 | -/× |
iPhoneX | 〇 | 〇 |
チップ(CPU・GPU)
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
チップ | A10 Fusion(4コア) | A11 Bionic(6コア) |
Neural Engine | × | 〇 |
製造プロセス | 14nm | 10nm |
iPhone8に搭載されている「A11 Bionic」チップは、iPhone7に搭載されていた「A10 Fusion」チップから大幅に性能が向上しています。AI(人工知能)に関わる処理を専門に担う「Neural Engine(ニューラルエンジン)」を搭載したことで、画像や音声の認識にも強くなりました。
CPUとGPUの処理能力を計測するベンチマークアプリ「Geekbench5」のスコアは下記のとおり。
iPhone7 | iPhone8 | |
CPU(シングルコア) | 739 | 918 |
CPU(マルチコア) | 1310 | 2194 |
グラフィック | 2789 | 3142 |
2017年に発売されたiPhone8ですが、その処理能力は、2020年現在の基準でもかなり高いレベルにあります。マルチコアの「2194」という値は、2019年に発売されたGoogle Pixel4と同等。シングルコアの「918」という値にいたっては、現状Android端末で最速の「OnePlus8(Snapdragon 865)」を上回ります。
処理能力はCPUの早さだけで決まるものではありませんが、4K動画編集など、よほど負荷のかかる処理をしない限り、iPhone8の性能に不満を覚えることはないでしょう。
メモリ
iPhone8シリーズのメモリ(RAM)容量は、iPhone7シリーズと同じで、iPhone8が2GBでiPhone8 Plusが3GBです。
ちなみに、最新のiPhone11シリーズのメモリ容量は、全機種で4GBになりました。
ストレージ
iPhone8シリーズのストレージ容量は、32GBモデルが廃止されて64GBモデルにからになりました。
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
ストレージ |
|
|
ワイヤレス充電・バッテリー
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
ワイヤレス充電 | × | 〇 |
バッテリー(動画再生) | 最大13時間(7 Plusは最大14時間) | 最大13時間(7 Plusは最大14時間) |
iPhone8シリーズの最も大きな進化は「Qi(ワイヤレス充電)」に対応したことです。充電のためにケーブルを差す必要がなく、充電器に置くだけでOKな便利な機能。ワイヤレス充電機能は、iPhone8シリーズ/iPhoneX以降、全てのiPhoneが対応しています。
先にお伝えしたとおり、iPhone8シリーズの本体サイズは7シリーズとほぼ同じです。限られたスペースにワイヤレス充電機能を搭載するために、iPhone8シリーズのバッテリー容量は7シリーズから若干減少しました。ただし、「A11 Bionic」チップがより省電力になったので、iPhone7シリーズと同等のバッテリー駆動時間を実現しています。
また、iPhone7シリーズと同様に、iPhone8よりも、iPhone8 Plusの方がやや長持ちする傾向にあります。
防水防塵・おサイフケータイ
iPhone7シリーズに引き続き、「防水防塵」と「Felica(おサイフケータイ)」に対応しています。
iPhone7シリーズ | iPhone8シリーズ | |
防水防塵 | 〇(IP67) | 〇(IP67) |
Felica(おサイフケータイ) | 〇 | 〇 |
iPhone8シリーズの防水防塵性能は、iPhone7シリーズと同じIP67。これは、防塵性能が6級(完全防塵)、防水性能が7級(最大30分の水没に耐えられる)ということを意味します。
iPhone8とiPhone7の違い
iPhone8の1年前に発売されたiPhone7ですが、完成度が高いわりに価格が安く、コストパフォーマンスに優れた機種です。iPhone7とiPhone8で迷われている方も多いのではないでしょうか?
iPhone8とiPhone7の違いは下記のとおり。
iPhone7 | iPhone8 | |
本体カラー | 全6色 | 全4色 |
背面素材 | アルミニウム | ガラス |
TrueTone | × | 〇 |
スローシンクロ | × | 〇 |
4K動画撮影 | 30fps | 最大60fps |
スローモーション撮影 | フルHD/120fps | フルHD/240fps |
チップ | A10 Fusion | A11 Bionic |
ストレージ | 32GB/128GB/256GB | 64GB/128GB/256GB |
ワイヤレス充電 | × | 〇 |
「処理能力にはこだわりたい」、「ワイヤレス充電機能が欲しい」という方にはiPhone8がおすすめです。
iPhone8とiPhoneSE(第2世代)の違い
2020年4月、iPhone8をベースに処理能力が大幅に向上したiPhoneSE(第2世代)が発売されました。iPhone8以来、約3年ぶりのホームボタン(Touch ID)搭載モデルです。
搭載チップが「A13 Bionic」に刷新され、メモリ容量も3GBに。より長く快適に使えるモデルに仕上がっています。
ちなみに、iPhoneSE2はiPhone8のパーツが多く流用されていて、ディスプレイやカメラモジュールはまったく同じ。iPhoneSE2は「強化版のiPhone8」といえるモデルです。
iPhone8/8 Plusの価格
性能的にはまだまだ現役のiPhone8シリーズですが、新品で入手するのは難しくなってきました。
2020年4月、iPhoneSE(第2世代)が登場したタイミングでApple Storeでの販売が終了。iPhone8については、まだ大手キャリアでの取り扱いはありますが、在庫がほとんどない状態が続いているので、実質的には販売終了状態です。
在庫 | 64GB | 128GB | 256GB |
Apple Store | × | × | × |
大手キャリア | △ | △ | × |
格安SIM | × | × | △ |
中古ショップ・フリマアプリ | 〇 | 〇 | 〇 |
2020年8月現在、新品のiPhone8が契約できるのは、格安SIMのmineoのみ。価格は256GBモデルが56,400円(回線契約必須)です。iPhone8から処理能力が大幅に向上したiPhoneSE2との価格差がほとんどないので、今から新品で購入するのはおすすめできません。
ただし、中古市場では2万円台で美品が手に入るので、コストパフォーマンスは高いです。
まとめ
高い完成度を誇るiPhone7シリーズから、処理能力が向上しワイヤレス充電にも対応したiPhone8シリーズ。iPhoneの一つの完成形といえるモデルです。2017年9月の発売から3年経った今でも、快適に使えます。
2020年秋に配信される「iOS14」は、2015年秋に発売されたiPhone6sシリーズにも対応しているので、iPhone8は今から購入しても、まだ2、3年は現役で使えます。
- iPhoneを安く手に入れたい
- ホームボタン(Touch ID)はあった方がいい
- 処理能力は妥協したくない
- ワイヤレス充電機能が欲しいという方
は、ぜひ購入を検討されてみてください。
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