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iPhone 14シリーズのカメラ性能・機能を徹底解説!13や15との比較も

2022年9月に発売されたiPhone 14シリーズは、性能・機能ともに充実しており、これから購入しても快適に利用できます。

この記事では、iPhone 14シリーズの購入を検討されている方に向けて、iPhone 14シリーズ(14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max)のカメラの性能・機能を徹底解説していきます。

iPhone 13シリーズや最新のiPhone 15シリーズとの違いまで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

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関連記事:
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iPhone 14のカメラの進化ポイント一覧

iPhone 14シリーズのカメラの進化ポイントを、詳しく見てみましょう。

  • メインカメラ(広角カメラ)
  • インカメラ
  • Photonic Engine
  • アクションポイント
  • シネマティックモード

メインカメラ(広角カメラ)

iPhone 14シリーズでは、全モデルでメインカメラ(広角カメラ)が刷新され、「イメージセンサー」が大型化しています。

イメージセンサーはフィルムカメラのフィルムに相当します。
大型化によってより多くの光を取り込めるようになるため、画質の向上が期待できます。
  • iPhoe 14/14 Plus:レンズも明るくなり、従来モデルより49%多くの光を取り込めるように
  • iPhone 14 Pro/14 Pro Max:イメージセンサーが従来モデルより65%大型化

インカメラ

iPhone 14シリーズでは、全モデルでインカメラが強化されています。

レンズが明るくなり、従来モデルより38%多くの光を取り込めるようになりました。
またiPhoneシリーズのインカメラとしては初めて、オートフォーカスに対応しました

「TrueDepthカメラ」を活用することで、暗いシーンでも素早くピントを合わせられます。

Photonic Engine

iPhone 14シリーズは、あらたに「Photonic Engine」に対応しました。

「Photonic Engine」は、iPhone 11以降で利用できる「Deep Fusion」をさらに強化した機能です。

Deep Fusionでは、複数の画像を合成することで、主に薄暗いシーンの画質が向上します。

Photonic Engineでは、画像処理のより早い段階(RAWデータに近い状態)で介入できるようになり、最大2倍の性能向上を実現しています。

アクションモード

iPhone 14シリーズでは、動画撮影時により強力な手ぶれ補正効果が得られる「アクションモード(最大2.8K60fps)」に対応しました。

まるでアクションカメラで撮影したかのような、滑らかな映像が撮影可能です。

シネマティックモード

iPhone 14シリーズでは、「シネマティックモード」が4K30fpsで撮影できるようになりました。
(iPhone 13シリーズでは1080p30fps)

「シネマティックモード」は、背景をぼかした動画が撮影できる機能です。
ピントの位置は、あとから変えることもできます。

iPhone 14 Pro/14 Pro Maxはメインカメラが大幅進化

iPhone 14シリーズの上位モデル(iPhone 14 Pro/14 Pro Max)では、カメラ機能がさらに強化されています。

  • メインカメラ(広角カメラ)
  • 超広角カメラ
  • LEDフラッシュ

メインカメラ(広角カメラ)

iPhone 14 Pro/14 Pro Maxのメインカメラ(広角カメラ)は、イメージセンサーのサイズが大型化しただけでなく、画素数が大幅に向上するなど大きく進化しています。

  • 画素数が従来の1,200万画素から4,800万画素に
  • 画角が26mmから24mmに
  • センサーシフト光学式手ぶれ補正が第2世代に

イメージセンサーは、iPhoneとしては初めて「クアッドピクセル(クアッドベイヤー)」という方式を採用しています。

「クアッド」とは「4つ」という意味で、4つのピクセル(4,800万画素)を1つのピクセル(1,200万画素)に凝縮することで、画質の向上が期待できます。
ProRaw撮影時は、4,800万画素でも撮影可能です。

光学2倍相当のクロップズームに対応

iPhone 14 Pro/14 Pro Maxの広角カメラは、4,800万画素の高画素を生かして、光学2倍相当の「クロップズーム」に対応しています。

「クロップズーム」とはイメージセンサーの中央部分の画素を切り抜いて、擬似的なズームを実現する機能です。
画像を無理やり拡大する「デジタルズーム」と比べて、画質の劣化を抑えられるメリットがあります。

クロップズームによって、広角カメラ(1倍)と望遠カメラ「3倍」の間でも、高い画質を保てるようになりました。

超広角カメラ

iPhone 14 Pro/14 Pro Maxでは、超広角カメラのイメージセンサーも大型化しています。

LEDフラッシュ

iPhone 14 Pro/14 Pro Maxでは、LEDフラッシュが強化され「アダプティブTrue Toneフラッシュ」になりました。

「アダプティブ」という名のとおり、カメラの画角に応じてLEDの発光パターンが最適化されます。

9個のLEDを搭載したことで、光量や均一性が向上しました。

iPhone 15シリーズとの違い

2023年に発売されたiPhone 15シリーズは、iPhone 14シリーズからカメラの性能が更に向上しています。

  • 「ポートレートモード」の使い勝手が向上
  • 標準モデル(15/15 Plus)のメインカメラも4,800万画素に
  • 上位モデル(15 Pro/15 Pro Max)では、クリエイター向けの機能が強化

iPhone 15シリーズではポートレートモードの使い勝手が向上し、モード切り替え不要で利用できるようになりました。

また上位モデルのiPhone 15 Pro/15 Pro Maxでは、空間ビデオやLog撮影の撮影など、主にクリエイター向けの機能を中心に、さらに強化されています。

iPhone 15シリーズのカメラの詳細は、下記の記事で詳しく解説しています。
iPhone 15シリーズのカメラ性能・機能を徹底解説!14シリーズとの違い

関連記事:
iPhone 14とiPhone 15の違いを徹底比較|どっちがおすすめ?

iPhone 14シリーズのカメラのスペック

iPhone 14シリーズのカメラの仕様は、標準モデル(14/14 Plus)と上位モデル(14 Pro/14 Pro Max)で、それぞれ共通です。

iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max
アウトカメラ


超広角 1,200万画素
F2.4 13mm相当
1,200万画素 1.4µmピクセル
F2.2 13mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
マクロ撮影
広角 1,200万画素
F1.5 26mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
センサーシフト光学式手ぶれ補正
4,800万画素(クアッドピクセル)
F1.78 24mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
センサーシフト光学式手ぶれ補正(第2世代)
望遠 - 1,200万画素
F2.8 77mm相当
像面位相差AF
光学式手ぶれ補正
LiDARスキャナ ×
LEDフラッシュ True Toneフラッシュ アダプティブTrue Toneフラッシュ
インカメラ 1,200万画素
F1.9
Focus Pixels(像面位相差AF)
1,200万画素
F1.9
Focus Pixels(像面位相差AF)
ポートレートモード 〇(ナイトモードも可能)
スマートHDR 〇(スマートHDR4) 〇(スマートHDR4)
ナイトモード/Deep Fusion
Photonic Engine
フォトグラフスタイル
Apple ProRAW ×
ドルビービジョン(HDR動画)撮影 〇(最大4K60fps) 〇(最大4K60fps)
シネマティックモード 〇(最大4K30fps) 〇(最大4K30fps)
アクションモード 〇(最大2.8K60fps) 〇(最大2.8K60fps)
Apple ProRes × 〇(最大4K30fps)
※128GBモデルは最大1080p30fps

太字は主な違い

(参考:iPhone 14iPhone 14 ProApple、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表

iPhone 14の在庫一覧

iPhone 14 Plusの在庫一覧

iPhone 14 Proの在庫一覧

iPhone 14 Pro Maxの在庫一覧

iPhone 13シリーズとの違い一覧

iPhone 13シリーズからの進化点をまとめました。

iPhone 13シリーズのカメラの詳細は、下記の記事からご覧いただけます。
iPhone 13シリーズのカメラ性能・機能を徹底解説!12シリーズとの違い

iPhone 14/14 Plusと13/13 miniの違い

iPhone 14シリーズの標準モデル(14/14 Plus)では、主に広角カメラやインカメラが強化されました。

iPhone 14/14 Plus iPhone 13/13 mini
アウトカメラ 超広角 1,200万画素
F2.4 13mm相当
1,200万画素 1/3.4型
F2.4 13mm相当
広角 1,200万画素
F1.5 26mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
センサーシフト光学式手ぶれ補正
1,200万画素 1/1.77型
F1.6 26mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
センサーシフト光学式手ぶれ補正
LiDARスキャナ × ×
LEDフラッシュ True Toneフラッシュ True Toneフラッシュ
インカメラ 1,200万画素
F1.9
Focus Pixels(像面位相差AF)
1,200万画素 1/3.6型
F2.2 23mm相当
Photonic Engine ×
Apple ProRAW × ×
アクションモード ×
Apple ProRes × ×

iPhone 14と13のカメラ以外の違いは、下記の記事で詳しく解説しています。

iPhone 13とiPhone 14の違いを徹底比較|どっちがおすすめ?

iPhone 13の在庫一覧

iPhone 13 miniの在庫一覧

iPhone 14 Pro/14 Pro Maxと13 Pro/13 Pro Maxの違い

iPhone 14シリーズの上位モデル(14 Pro/14 Pro Max)では、広角カメラが大幅に強化されました。

上位モデル
iPhone 14 Pro/14 Pro Max iPhnoe 13 Pro/13 Pro Max
アウトカメラ 超広角 1,200万画素 1.4µmピクセル
F2.2 13mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
マクロ撮影
1,200万画素 1/3.4型
F1.8 13mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
マクロ撮影
広角 4,800万画素(クアッドピクセル)
F1.78 24mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
センサーシフト光学式手ぶれ補正(第2世代)
1,200万画素 1/1.66型
F1.5 26mm相当
Focus Pixels(像面位相差AF)
センサーシフト光学式手ぶれ補正
LiDARスキャナ
LEDフラッシュ アダプティブTrue Toneフラッシュ True Toneフラッシュ
インカメラ 1,200万画素
F1.9
Focus Pixels(像面位相差AF)
1,200万画素 1/3.6型
F2.2 23mm相当
Photonic Engine ×
Apple ProRAW
アクションモード ×
Apple ProRes 〇(最大4K30fps)
※128GBモデルは最大1080p30fps
〇(最大4K30fps)
※128GBモデルは最大1080p30fps

iPhone 13 Proの在庫一覧

iPhone 13 Pro Maxの在庫一覧

関連記事:
iPhone 13 Proと14 Proの違いを徹底比較|どっちがおすすめ?

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