【iPhone】バッテリーの最大容量とは?確認方法や交換時期の目安も
iPhoneを中古で購入する際に必ず確認しておきたいのが、バッテリーの状態(最大容量)です。
バッテリーの状態は見た目からはわかりません。
この記事では、
- iPhoneのバッテリー状態を確認する方法
- バッテリーの劣化を抑える方法
- バッテリー交換時期の目安
など、iPhoneのバッテリーに関する知識をまとめて解説していきます!
「中古iPhoneの購入を検討している」
「今使っているiPhoneの電池持ちがイマイチ」
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【必ず確認したい】バッテリーの「最大容量」とは
iPhoneバッテリー状態は、バッテリーの「最大容量」から簡単に確認することができます(iOS 11.3以降)。
Appleによると、iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回(iPhone 15以降は1,000回)繰り返しても80%程度の容量を維持するように設計されています。
iPhone 14 モデル以前のバッテリーは、理想的な条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の 80% を維持するよう設計されています。iPhone 15 モデルのバッテリーは、理想的な条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 1,000 回繰り返した後も本来の蓄電容量の 80% を維持するよう設計されています。
引用:https://support.apple.com/ja-jp/HT208387
「フル充電サイクル」とは、バッテリー残量が0%から100%まで充電すること。
たとえば、バッテリー残量が50%の状態から100%まで充電した場合は、0.5サイクルとしてカウントします。
バッテリーの最大容量を確認する方法
iPhoneでバッテリーの最大容量を確認する方法は、下記のとおりです。
- 本体の「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電(またはバッテリーの状態)」を開く
- 「最大容量」を確認する
最大容量の目安
中古iPhoneを購入する際は、「購入時にバッテリー容量が80%以上あること」が一つの目安になります。
近年のiPhoneはバッテリー性能が向上しており、以前と比べると、バッテリー容量の減少による影響は少なくなっています。
とくにiPhone 11以降の機種では、バッテリーが劣化しても最大限のパフォーマンスを発揮できる仕組みが組み込まれています。
また大手キャリアで販売されている中古iPhoneも、バッテリー容量80%以上が保証されていることから、購入時にバッテリー容量が80%以上ある端末を選ぶといいでしょう。
バッテリー容量の劣化が進むと、このあと紹介するように、iPhoneの性能が低下して動作がもっさりしてしまうことも。
中古スマホを購入する際は、最大容量が確認できるサービスがおすすめです。
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またiPhoneの全商品でバッテリー容量を記載しています。
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関連記事:
中古スマホはバッテリー交換が必要?容量の目安や確認方法を解説
【あわせて確認したい】「ピークパフォーマンス」とは
バッテリーの状態は、「バッテリーの状態と充電」画面にある「ピークパフォーマンス性能」から確認することもできます。
「ピークパフォーマンス」とは、iPhoneが発揮できる最大の性能のことです。
ピークパフォーマンスが制限されると、
- アプリの起動時間が長くなる
- バックライトが暗くなる
- スピーカーのボリュームが小さくなる
といった影響が現れます。
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ピークパフォーマンス性能を確認する方法
すでにiPhoneをお使いの方は、「ピークパフォーマンス性能」を確認してみましょう。
- 本体の「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電(またはバッテリーの状態)」を開く
- 「ピークパフォーマンス性能」を確認する
下記のように表示されていれば、バッテリーの劣化によるパフォーマンス制限はありません。
お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。
バッテリーの劣化が進むと、下記のように表示されることがあります。
この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。無効にする…
バッテリーが著しく劣化した場合は、下記のように表示されることもあります。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
バッテリー性能をできるだけ維持するためは、適切な温度で使用することが大切です。
Appleによると、iPhoneに最適な周辺環境の温度は16℃~22℃です。
Apple製デバイスは、広い周囲温度範囲で正しく動作するように設計されており、最適な範囲は16°C~22°Cです。バッテリー容量に回復不能な損傷を与える可能性があるため、35°Cを超える周囲温度にデバイスをさらさないことが特に重要です。
引用:https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/
スマートフォンに搭載されている「リチウムイオン電池」は高温に弱い性質があります。
バッテリー性能の劣化を防ぐためには、
- (夏場の車内など)高温環境に放置しない
- 熱がこもりやすいケースを避ける
- 充電しながらの使用を避ける
といった工夫が有効です。
関連記事:
スマホのバッテリー寿命は何年?劣化のサインや長持ちさせる方法も紹介
iPhoneのバッテリーが劣化したときの対処法
一度劣化したバッテリーは、回復することができません。
バッテリーの交換や本体の買い替えを検討しましょう。
バッテリーの交換方法
バッテリーの交換方法は、主に2つあります。
- 配送修理
- 持ち込み修理
配送修理
配送修理の場合は、Appleサポートに連絡し、iPhoneをAppleリペアセンターに送付します。
持ち込み修理
持ち込み修理の場合は、AppleストアまたはApple正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラやビックカメラなど)に持ち込みます。
バッテリー交換にかかる日数は、配送修理・持ち込み修理、いずれの場合も5~7日程度です。
詳しい手順は、下記のページをご確認ください。
iPhone のバッテリーサービス - Apple サポート (日本)
関連記事:
スマホのバッテリーはどこで交換する?事前にやるべきことも紹介
バッテリーの交換料金
2024年9月現在のバッテリーの交換料金は下記のとおりです。
近年は円安などの影響を受け、値上がり傾向にあります。
AppleCare+ または Apple製品1年限定保証 |
||
---|---|---|
あり | なし | |
iPhone 16 Pro/16 Pro Max | 無料 |
19,400円 |
iPhone 16/16 Plus iPhone 15シリーズ iPhone 14シリーズ |
15,800円 | |
iPhone 13シリーズ iPhone 12シリーズ iPhone 11シリーズ iPhone XR・XSシリーズ |
14,500円 | |
iPhone SE(第3世代、第2世代) iPhone 8シリーズ iPhone 7シリーズ |
11,200円 |
関連記事:
iPhoneのバッテリー交換にかかる値段一覧|正規店・非正規店
バッテリー交換前にやるべきこと
バッテリーの交換を依頼する場合は、必ずバックアップを取っておきましょう。
iPhoneのバックアップやデータの移行方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってみてください。
iPhoneで機種変更するときにやること|データ移行や前後の確認事項など
スマホ修理本舗では、店舗への持ち込み・配送での修理が可能です。ぜひご参考にしてみてください。
まとめ
iPhoneのバッテリー状態は、「最大容量」から簡単に確認することができます。
バッテリー性能の劣化を防ぐためには、
- (夏場の車内など)高温環境に放置しない
- 熱がこもりやすいケースを避ける
- 充電しながらの使用を避ける
といった工夫が有効です。
一度劣化してしまったバッテリーは回復できないので、早めにバッテリーの交換や本体の買い替えを検討してみてください。
中古でiPhoneを購入する際には、可能なかぎり、事前にバッテリー容量を確認しておくといいでしょう。
中古スマホ販売の「にこスマ」では、iPhoneのバッテリー最大容量(電池状態)を必ず記載しています。
ぜひご覧になってみてください!
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関連記事:
中古スマホは危険 !?安心して購入するための注意点を徹底解説
あわせて読みたい:
iPhoneのバッテリー交換にかかる値段一覧|正規店・非正規店
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