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iPhone 15シリーズの防塵・防水性能まとめ|お風呂やプールでも使える?

日本時間の9月13日未明、「iPhone 15」シリーズが発表されました。

iPhone 15シリーズ(15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max)のスペック・価格まとめ

iPhone 15シリーズ(15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max)は、14シリーズから引き続き「IP68(防塵・防水ともに最高クラス)」に対応しています。
iPhone 15シリーズの詳しい防水性能や注意点をまとめました。

iPhone 16の防水性能は、下記の記事からご覧いただけます。

iPhone 16シリーズの防塵・防水性能まとめ|お風呂やプールでも使える?

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中古iPhoneのおすすめ機種をランキング形式で紹介|選び方も

iPhone 15の防水性能は最高クラスの「IP68」

iPhone 15シリーズの防水性能は、14シリーズから引き続き、全機種共通で最高クラスの「IP68」に対応しています。

防沫性能、耐水性能、防塵性能 IEC規格60529にもとづくIP68等級
(最大水深6メートルで最大30分間)

(引用:iPhone 15とiPhone 15 Plus/iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max

防水等級を表す「IP」とは

防塵・防水の等級は「IP〇〇」という形で表されます。

iPhone 15シリーズの「IP68」は、防塵性能が6、防水性能が8であることを意味しており、どちらも最高レベルです。

防塵性能

表記 種類 保護の程度
IP5× 防塵形 粉塵が内部に進入することを防止する。
若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。
IP6× 耐塵形 粉塵が内部に侵入しない。

(参考:保護等級IPについて|山本電機工業 株式会社

防水性能

表記 種類 保護の程度
IP×5 噴流水に対する保護 いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響をうけない。
IP×6 暴噴流に対する保護 いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない。
IP×7 浸漬に対する保護 規定の圧力、時間で一時的に水中に浸水しても内部に浸水の形跡がないこと。
IP×8 水没に対する保護 製造者によって規定される条件に従って、水中に浸水しても内部に浸水の形跡がないこと。

(参考:保護等級IPについて|山本電機工業 株式会社

同じ「IP68」でも性能は異なる

同じ「IP68」でも、防水・防塵性能は異なる場合があります。
iPhoneの場合、iPhone XSシリーズで「IP68」に対応し、世代を重ねるごとに性能が向上していきました。

機種 等級 条件
iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 ProMax
iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 ProMax
IP68 深さ6mまで、最長30分間
iPhone 11 Pro/11 Pro Max IP68 深さ4mまで、最長30分間
iPhone 11
iPhone XS/XS Max
IP68 深さ2mまで、最長30分間
iPhone SE(第3世代)
iPhone SE(第2世代)
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8/8 Plus
iPhone 7/7 Plus
IP67 深さ1mまで、最長30分間

(参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple

関連記事:
歴代iPhoneのスペック一覧|バッテリー容量やサイズ、防水性能など

iPhone 15シリーズはお風呂やプールで使える?

iPhone15シリーズは最高クラスの「IP68」に対応していますが、IP等級は常温の真水における規格なので、お風呂やプール、海などでの使用はNGです。

Appleの公式ページにも、下記のように明記されています。

水濡れによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。

  • iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
  • iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
  • iPhone をサウナやスチームルームで使う
  • iPhone を意図的に水没させる
  • 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
  • iPhone を落とすなど、衝撃を与える
  • iPhone を分解する (ネジを外すなど)

(引用:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple

また、防水・防塵性能は経年劣化により低下する可能性があります。
水濡れによる故障は保証の対象外なので、あくまで「水濡れしても大丈夫な可能性が高い」程度にとどめておいたほうがいいでしょう。

筆者は防水性能を過信して、購入したばかりのiPhoneを水没させてしまったことがあります。

iPhone 15シリーズが水濡れした場合の対処法

iPhoneが水濡れした場合の対処法は下記のとおりです。

  1. 水以外の液体が iPhone に飛び散った場合は、その部分を水道水ですすぎます。
  2. 糸くずの出ない柔らかい布 (レンズクロスなど) で iPhone を拭きます。

(引用:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について|Apple

USB Type-C端子やスピーカーに水が入ってしまった場合は、端子やスピーカー側に手のひらや柔らかい布を当てて、軽くたたくようにして水を排出します。

USB Type-C端子が完全に乾くまで、充電ケーブルやアクセサリーの接続はNGです。
Appleは5時間以上、自然乾燥させることを推奨しています。

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