iPhoneもAndroidスマホも、毎年OSがバージョンアップされています。
新しい機能が利用できるようになる一方、発売から時間が経った機種は最新OSの対象外になってきます。

この記事では「最新OSが利用できなくなるとどうなるの？」と疑問をお持ちの方に向けて、

• OSサポート終了後に起こること
• OSサポート期間の目安

などを紹介していきます。

スマホOSのサポートが終了するとどうなる？

最新のOSが利用できなくなっても、しばらくは問題なく使えます。

OSのサポートが終了した場合のデメリットを見てみましょう。

最新機能が利用できない

最新OSにアップデートできないと、最新機能が利用できません。

たとえば2024年秋に配信されるiOS 18では、ホーム画面やコントロールセンターが柔軟にカスタマイズできるようになりました。
またiPhone 15 Pro/15 Pro Max以降の機種では、生成AIを活用した新機能「Apple Intelligence」が追加されます。

ただし近年のスマホOSは成熟しており、すでに一通りの機能が網羅されています。
最新機能が使えず困る場面は少ないでしょう。

関連記事：
iOS 18が正式発表！主な変更点や対応機種まとめ

非対応アプリが増える

最新OSが利用できなくなってから数年経つと、非対応のアプリが増えてきます。
一例として、下記アプリの最新バージョンを利用するための条件をまとめました。

アプリにもよりますが、2024年8月現在は、iOSの場合はiOS16以上、Androidの場合はAndroid 9.0以上あるといいでしょう。

セキュリティリスクが高まる

OSがアップデートされなくなると、脆弱性に対応できずセキュリティリスクが高まります。
ただし最新OSが利用できなくなってから1、2年間は最低限のセキュリティアップデートが続く場合が多いです。

一例として、すでに最新OSが利用できない下記の2機種について、セキュリティアップデートの状況を見てみましょう。

スマホのOSサポート期間はどれくらい？

最新OSがサポートされる期間は、メーカーによって異なります。
iPhoneのサポート期間は5、6年間、Androidスマホのサポート期間は2～4年間ほどです。

修理サポートは続く場合も

最新OSのサポート終了後も、セキュリティアップデートや修理サポートは続く場合が多いです。

iPhoneの場合、販売終了から5年ほどは公式修理が受けられます。

iPhone、iPad、iPod、Mac、または Apple TV 製品をお持ちのお客様は、Apple がその製品を販売店に供給した最終日から最低 5 年間は、Apple のサービスプロバイダ (Apple Store 直営店、独立系修理プロバイダなど) から修理サービスを受けたり部品を入手したりできます。

（引用：https://support.apple.com/ja-jp/HT201624）

スマホの寿命はどれくらい？買い替え時期の目安

対応アプリやセキュリティアップデートなどを考慮すると、最新OSのサポート終了から2年程度が寿命の目安と言えるでしょう。

現在iPhone 7シリーズ以前をお使いの場合は、買い替えがおすすめです。

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OSサポート期間以外の寿命も

OSのサポート期間は、あくまで寿命を見極める目安の一つです。
スマホの寿命は用途や使い方によって大きく変動します。

一般的には、使い始めてから5年前後が平均寿命と考えられます。

スマホの寿命については、下記の記事で詳しく解説しています。

• iPhoneの寿命は3年!?買い替えのサインやおすすめの対処法を徹底解説
• スマホは何年で買い替える？寿命の目安、お得に買い替える方法を紹介

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