iPhone 7 Plusのカメラ機能・性能を徹底解説!最近の機種との違いも
2016年9月に発売されたiPhone7 Plusでは、iPhoneとしては初めて望遠レンズが搭載されてデュアルカメラ仕様になりました。
この記事では、iPhone7 Plusのカメラ機能に注目して、2020年から見たスペックや機能を徹底解説していきます!
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iPhone7 Plusのカメラスペック
まずはじめに、iPhone7 Plusのカメラスペックを見てみましょう。
iPhone6s Plus | iPhone7 Plus | iPhone8 Plus | |
カメラレンズF値 | 広角:F2.2
望遠:- |
広角:F1.8
望遠:F2.8 |
広角:F1.8
望遠:F2.8 |
光学式手振れ補正 | 広角:〇
望遠:- |
広角:〇
望遠:× |
広角:〇
望遠:× |
望遠レンズ | × | 〇 | 〇 |
ポートレートモード | × | 〇 | 〇 |
ポートレートライティング | × | × | 〇 |
4K動画撮影 | 30fps | 30fps | 24fps/30fps/60fps |
スローモーション撮影(1080p) | 120fps | 120fps | 240fps |
高効率フォーマット | × | 〇 | 〇 |
DxOMarkスコア | 84 | 88 | 94 |
iPhone7 Plusでは、望遠レンズが搭載されてズームに強くなっただけでなく、あらたに「ポートレートモード」にも対応しました。いずれも、iPhone7 Plusと同時に発売されたiPhone7にはない機能です。
望遠レンズ
iPhone7 | iPhone7 Plus | |
レンズ(広角/望遠) | F1.8(28㎜相当)/- | F1.8(28㎜相当)/F2.8(57mm相当)/ |
画素数(広角/望遠) | 1200万画素/- | 1200万画素/1200万画素 |
光学式手振れ補正(広角/望遠) | 〇/- | 〇/× |
デジタルズーム | 最大5倍 | 最大10倍 |
iPhone7 Plusでは、iPhoneシリーズとしては初めて、広角レンズにくわえて光学2倍の望遠レンズを搭載したことにより、ズームに強くなりました。
従来のiPhoneでもズーム撮影は可能でしたが、画像を拡大する「デジタルズーム」でした。望遠レンズを搭載したiPhone7 Plusでは、「光学ズーム」が可能に。ズームしてもよりくっきりした写真を撮影できます。
拡大しても画質を維持しやすくなったことから、デジタルズーム倍率も向上しました。望遠レンズを搭載していないiPhone7では最大5倍のところ、望遠レンズを搭載したiPhone7 Plusでは最大10倍まで対応しています。
望遠レンズの性能
iPhone7 Plusの広角カメラは「光学式手振れ補正(OIS)」に対応しています。夜景や薄暗い室内などの暗所でも、ノイズが少なく、くっきりとした写真が撮影可能です。
iPhoneでは、iPhone6s Plusで初めてOISが搭載されました。iPhone7シリーズでは、「Plus」がつかないiPhone7もOISに対応しています。
ただし、iPhone7 Plusの望遠レンズはOISには非対応。広角レンズと比較してレンズのF値も暗い(一度に取り込める光量が少ない)ため、シーンによっては望遠レンズを使わず、F値が明るくOISに対応した広角レンズが使われる場合があります。
iPhone7 Plusの翌年に発売されたiPhoneXは、望遠レンズのF値が2.4と明るくなりOISにも対応しました(iPhone8 Plusの望遠レンズはiPhone7 Plusと同じ仕様)。2019年に発売されたiPhone11 Pro/Pro Maxでは、望遠レンズのF値が2.0とさらに明るくなり、より実用的な仕様になっています。
ポートレートモード
iPhone7 Plusで望遠レンズを搭載したメリットは、ズームに強くなっただけではありません。2つのカメラの視差を活用して、被写体と背景を識別できるようになったことから、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような背景ボケを楽しめる「ポートレートモード」にも対応しています。
iPhone7シリーズの後に発売されたiPhoneXRやiPhoneSE(第2世代:以下、iPhoneSE2)では、シングルカメラ(望遠レンズを搭載していない)ながら、ポートレートモードを搭載しています。しかし、AIによって人物と背景を認識する仕組みなので、対応する被写体は人物のみ。iPhone7 Plusでは料理やちょっとした風景など人物以外の背景もぼかせるので、大きなアドバンテージといえます。
ポートレートライティング
iPhone7 Plusの翌年に発売されたiPhone8 Plusでは、スタジオで撮影したかのような撮影が楽しめる「ポートレートライティング」に対応し、ポートレートモードがさらに進化しました。
iPhone7 Plusと最近のiPhoneとの違い
iPhoneのカメラは世代を重ねるごとに進化しています。iPhone7 Plusより後に発売された機種の主な進化ポイントは下記のとおりです。
- 超広角レンズ
- 望遠レンズの光学式手振れ補正機能
- スマートHDR
- ディープフュージョン・ナイトモード
2018年9月に発売されたiPhoneXR/XSシリーズでは、「スマートHDR」に対応し、明暗差が大きい場面でも白とびや黒つぶれを抑えて、より肉眼でみたときのイメージに近い撮影が可能になりました。
2019年9月に発売されたiPhone11シリーズには、より広い範囲を撮影できる「超広角レンズ」を搭載。また、複数の画像を合成することで、よりノイズが少なく高精細な撮影が可能な「ディープフュージョン」や「ナイトモード」にも対応しました。
2020年10月に発表されたiPhone12シリーズでは、広角レンズのF値が従来の1.8から1.6に明るくなり、ソフトウェア処理も強化されたことで、さらに高画質になりました。
ベンチマークスコア
カメラの画質を評価するベンチマークサイト「DxOMark」によると、iPhone7 Plusのスコアは88。2016年の発売当時はトップクラスの値でした。
機種名 | スコア |
iPhone6s Plus | 84 |
iPhone7 Plus | 88 |
iPhone8 Plus | 94 |
2020年現在は、スコアが100を超える機種も珍しくなく、最新のカメラに力を入れた機種と比較するとさすがに見劣りします。とはいえ、iPhone7 Plusの88というスコアも、決して悪い値ではありません。
あまり画質にこだわらない方は、iPhone7 Plusのカメラでも満足できる可能性が高いです。
iPhone7 Plusで撮影した作例
iPhone7 Plusを使って撮影された写真を見てみましょう。
出展:https://www.flickr.com/photos/jtakeuchi/30023212535/(Photo By Jun Takeuchi)
出展:https://www.flickr.com/photos/merterdir/30409854876/(Photo By Mert Erdir)
出展:https://www.flickr.com/photos/la_bretagne_a_paris/30035379206/(Photo By Yann Caradec)
最新のiPhoneでは、たとえば「スマートHDR」のおかげで、画像3枚目の雲の明るい部分も白とびせずに撮影できると思われます。とはいえ、「これだけきれいに撮影できれば十分」と感じる方も多いのではないでしょうか?
まとめ
2016年9月に発売されたiPhone7 Plus。カメラの基本性能は高く、発売から4年経った今でも十分実用的です。明暗差が大きい場面や暗所での画質は、最新機種と比べるとさすがに見劣りしますが、逆にあまり画質にこだわらない方は、iPhone7 Plusでも満足できる可能性が高いです。
iPhone7 Plusのカメラは、
- そこそこきれいに撮れればいい
- ポートレートモードで遊んでみたい
という人におすすめです。
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