iPhoneの動作が重い・遅い原因と今すぐできる6つの対処法

作成日：2022.11.10更新日：2024.04.11

トラブル

iPhoneを使っていると、

「アプリの動作が遅い」
「画面が固まる」

ということがあるかもしれません。

動作が重くなる原因はさまざまで、原因に応じた対処が必要です。

この記事では、iPhoneの動作が重くなる主な原因と対処法を紹介しますので、ぜひお役立てください。

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iPhoneの動作が重い原因

iPhoneの動作が重く感じられる主な原因は、下記の5つです。

一時的に負荷がかかっている
処理性能が足りていない
バッテリーの寿命
キャッシュがたまっている
インターネットの接続に問題がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

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一時的に負荷がかかっている

iPhoneの動作が重くなる場合、アプリの処理によって一時的に負荷がかかっている可能性が高いです。
高い負荷がかかると発熱を抑えるために、性能が抑えられることがあります。

iPhoneが熱くなる原因と対策を徹底解説！ウイルス？寿命？ | にこスマ通信

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iOSやアプリのアップデート時にも負荷が高くなり、一時的に動作が重くなることがあります。

処理性能が足りていない

端末が古い場合は、iPhoneの処理性能が足りていない可能性があります。

高画質なゲームや動画の撮影には、高い処理能力が必要です。

バッテリーの寿命

バッテリー性能の劣化によって、動作が重くなる場合もあります。

iPhoneのバッテリーが劣化すると、動作が不安定になることを防ぐために「ピークパフォーマンス性能」が制限されることがあります。

iPhoneのバッテリー性能については、以下の記事で詳しく解説しています。

【iPhone】バッテリーの最大容量とは？確認方法や交換時期の目安も | にこスマ通信

iPhoneを中古で購入する際に必ず確認しておきたいのが、バッテリーの状態（最大容量）です。バッテリーの状態は見た目からはわかりません。この記事では、 iPhoneのバッテリー状態を確認する方法バッテリーの劣化を抑える方法バッテリ

キャッシュがたまっている

アプリを使用していると、「キャッシュ（一時データ）」にたまって動作が重くなることがあります。

キャッシュとは、アプリやWebサイトなどのデータを一時的に保存して、読み込み時間を短縮する仕組みのことです。
キャッシュが貯まりすぎると、逆に動作が重くなってしまうことがあります。

インターネットの接続に問題がある

インターネット接続（Wi-Fiやモバイル通信）に問題があると、読み込みに時間がかかって動作が重く感じられることがあります。

動画が止まってしまったり、特定のアプリの表示が遅く感じられる場合は、インターネット接続を確認してみましょう。

iPhoneの動作が重いときの対処法

iPhoneの動作が重く感じられるときの対処法は、下記のとおりです。

アプリを終了する
再起動する
インターネットの接続を確認する
しばらく放置する
キャッシュを削除する
バッテリーの最大容量を確認する

それぞれやり方を解説します。

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アプリを終了する

使用中のアプリが原因で重くなっている場合は、アプリを終了すれば解消できます。

iPhnoeでアプリを終了する方法は、下記のとおりです。

iPhone X以降

ホーム画面の下部から上にスワイプし、画面の中ほどでそのまま指を止めます。

左右にスワイプして、終了する App を探します。

App のプレビューを上にスワイプして、その App を終了します。

（引用：iPhone や iPod touch で App を終了する方法｜Apple）

iPhone 8シリーズ以前、SEシリーズ

ホームボタンを 2 回押すと、最近使った App が表示されます。

左右にスワイプして、終了する App を探します。

App のプレビューを上にスワイプして、その App を終了します。

（引用：iPhone や iPod touch で App を終了する方法｜Apple）

再起動する

本体を再起動すると、動作が安定することもあります。

iPhoneを再起動する方法は、下記のとおりです。

iPhone X以降

いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しし、電源オフスライダが表示されたら離します。

スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ちます。デバイスがフリーズする場合や反応しない場合は、デバイスを強制的に再起動してください。

デバイスの電源を再び入れるには、(iPhone の右側にある) サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。

（引用：iPhone を再起動する｜Apple）

iPhone6シリーズから8シリーズ、SEシリーズ

サイドボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しします。

スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ちます。デバイスがフリーズする場合や反応しない場合は、デバイスを強制的に再起動してください。

デバイスの電源を再び入れるには、サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。

（引用：iPhone を再起動する｜Apple）

インターネットの接続を確認する

インターネット接続を確認・改善する方法は、下記のとおりです。

機内モードをオン→オフ
Wi-Fiルーターを再起動する
通信制限がかかっていないか確認する
通信障害が起きていないか確認する

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しばらく放置する

一時的な負荷やそれに伴う発熱が原因の場合は、しばらく放置するだけで治まることがあります。

冷蔵庫や保冷剤などで急激に冷やす行為は、内部の結露による故障の原因となるため厳禁です。

iPhoneが熱くなる原因と対策を徹底解説！ウイルス？寿命？ | にこスマ通信

キャッシュを削除する

特定のアプリのみが重い場合は、キャッシュを削除することで動作が軽くなる場合があります。

一例として、「Safari」のキャッシュを削除する方法を見てみましょう。

履歴や Cookie を消去するには、「設定」>「Safari」の順に選択し、「履歴と Web サイトデータを消去」をタップします。履歴、Cookie、閲覧データを Safari から消去しても、自動入力の情報は変更されません。

（引用：iPhone、iPad、iPod touch で Safari から閲覧履歴と Cookie を消去する）

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バッテリーの最大容量を確認する

バッテリーの状態を確認する方法は、下記のとおりです。

iOS 11.3 以降には、バッテリーの状態を表示し、バッテリーの交換が必要な場合はそれを推奨する新機能 (対象は iPhone 6 以降) が追加されました。この機能は「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」にあります (iOS 16.1 以降では、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」にあります)。
（引用：iPhone のバッテリーとパフォーマンス｜Apple）

バッテリーの状態が以下に該当する場合は、劣化が進んでいるため、バッテリー交換か買い替えを検討しましょう。