モバイルバッテリーの寿命はどれくらい?長持ちさせる方法を徹底解説!
繰り返し充電して使えるモバイルバッテリーを、できるだけ長く使うための秘訣をご存じでしょうか?
この記事では、
- 「モバイルバッテリーの寿命はどのくらい?」
- 「寿命を延ばすにはどうしたらいい?」
と疑問をお持ちの方に向けて、
- モバイルバッテリーの寿命の見分け方
- モバイルバッテリーを長持ちさせる方法
を詳しく解説します。
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モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーとは、外出先などで、スマホやタブレットなどのモバイル端末を充電できる、携帯型の充電機器のことです。
通勤・通学や旅行中などの日常使いから、非常時に備えた携帯など、今やスマホライフには欠かせないアイテムと言えるでしょう。
モバイルバッテリーの詳しい解説は下記の記事をご覧ください。
モバイルバッテリーの寿命はどれくらい?
モバイルバッテリーで使われているリチウムイオン電池は、フル充電をした場合、300回〜500回程度の充電サイクルで寿命となるのが一般的です。
同じくリチウムイオン電池を搭載しているiPhoneなどのApple製品では、フル充電を500回繰り返した場合に、蓄電容量が新品の80%となるように設計されています。
もし毎日モバイルバッテリーをフル放電・フル充電を繰り返した場合には、1年〜1年半程度で寿命が尽きると考えて良いでしょう。
モバイルバッテリーの寿命のサイン
モバイルバッテリーを使っていて以下のような事象が見られたら、寿命のサインです。
- 購入してから1年〜1年半以上、ほぼ毎日使用している
- 本体が膨張している
- モバイルバッテリーの充電に時間がかかるようになった
- バッテリー残量の減りが早い
電池は消耗品ですので、寿命のサインが見えたら買い替えを検討しましょう。
iPhone自体のバッテリーの状態を確認する方法は、下記の記事からご覧いただけます。
モバイルバッテリーの寿命を延ばす方法
モバイルバッテリーの寿命は、適切な使い方によって延ばすことができます。
モバイルバッテリーが劣化する主な原因は次の3つです。
- 充電
- 高温
- 保存
それぞれの内容と対策方法を解説します。
充電
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、充電量が多い(=電圧が高い)ほど、早く劣化する性質があります。
したがって、フル充電の状態を短くすることで、劣化を遅らせて寿命を延ばすことが可能です。
充電量による寿命の目安は、以下の表をご覧ください。
充電量 | 電圧(1セルあたり) | 寿命の目安(放電サイクル) |
---|---|---|
100% | 4.20V | 300〜500回 |
85〜90% | 4.10V | 600〜1,000回 |
70〜75% | 4.00V | 1,200回 |
60〜65% | 3.90V | 2,400回 |
参考:https://batteryuniversity.com/article/bu-808-how-to-prolong-lithium-based-batteries
モバイルバッテリーの充電量を落とすほど寿命は伸びますが、その分、1回あたりのモバイル端末に充電できる量は減りますので、目的に合わせて適度な充電量で使用しましょう。
スマホの場合には、機種によって充電量やタイミングを自動制御してくれる機能もあります。
(iPhoneの「最適化されたバッテリー充電」やXperiaの「いたわり充電」など)
継ぎ足し充電はOK
モバイルバッテリーで使われているリチウムイオン電池は「メモリー効果」がないので、使い切る前に継ぎ足し充電しても問題ありません。
むしろ、残量がゼロの状態を放置すると劣化を早める原因となるため、早めに充電するようにしましょう。
高温
モバイルバッテリーは、高温になるほど劣化が早まります。
次の表は、保存温度と充電量ごとの、劣化スピードの目安です。
温度が高いほど、また充電量が多いほど、バッテリーが早く劣化することがわかります。
温度 | 100%充電した場合 | 40%充電した場合 |
---|---|---|
60℃ | 60%(3ヶ月後) | 75%(1年後) |
40℃ | 65%(1年後) | 85%(1年後) |
25℃ | 80%(1年後) | 96%(1年後) |
0℃ | 94%(1年後) | 98%(1年後) |
(参考:https://batteryuniversity.com/article/bu-808-how-to-prolong-lithium-based-batteries)
また、充電しながらのスマホ利用も発熱の原因となり劣化を早めますので、注意しましょう。
保存
上記のとおり、モバイルバッテリーは「フル充電」かつ「高温」の状態だと劣化が早まることがわかります。
つまり、モバイルバッテリーは「50%程度の充電量」で、「高温を避けて」保管することが長持ちさせる秘訣と言えるでしょう。
Appleではデバイスを長期保管する場合には、50%充電した状態で32℃以下の環境で保管することを推奨しています。
過放電に注意
モバイルバッテリーの残量は、まったく使わなくても「自己放電」によって少しずつ減っていきます。
モバイルバッテリーを長期間使用しない場合でも、過放電を防ぐため、半年に一度程度は充電するようにしましょう。
モバイルバッテリーの処分方法
寿命が尽きたモバイルバッテリーは、どのように処分すれば良いでしょうか?
モバイルバッテリーは2001年に施行された「資源の有効な利用の促進に関する法律」で回収・リサイクルが義務付けられています。
家電量販店やホームセンターなどのリサイクルBOXや、メーカーによる回収を利用しましょう。
モバイルバッテリーの詳しい処分方法は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
モバイルバッテリーは一般に300回〜500回程度の充電サイクルで寿命が尽きます。
できるだけ長持ちさせるには、以下の対策が有効です。
- フル充電の状態を短くする
- 高温を避ける
- 長期間使わない場合でも定期的に充電する
寿命を迎えたモバイルバッテリーは、無理に使い続けると、発火や爆発などの事故につながる可能性もあるため、適切な方法で処分しましょう。
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