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にこスマ通信

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【2024年】iPhone 12 mini 実機レビュー|今でも快適に使えるか徹底検証

近年はハイエンド機種を中心に、スマホの高価格化が進んでいます。
「そろそろ買い替えたいけど最新機種はちょっと・・・」という方も多いのではないでしょうか。

そこで狙い目なのが、中古スマホや型落ち機種です。
性能・機能が充実している機種を選べば、現在でも快適に利用できます。

今回レビューする「iPhone 12 mini」は、2020年に発売されたコンパクト機種です。
最新機種のiPhone 16と比較しながら、2024年現在の実用性を徹底検証していきます!

iPhone 12 miniのデザイン(サイズ・重量・色)

iPhone 12 miniの最大の魅力は、コンパクトなサイズ感です。
iPhone SE(第2世代、第3世代)よりさらに小さく、手が小さめの人でも片手でしっかりホールドできます。

標準的な大きさのiPhone 16と並べると、iPhone 12 miniの小ささがよく分かります。

iPhone 12 mini(左)とiPhone 16(右)

重量は200g前後の機種が多い中、iPhone 12 miniはわずか133g。
実際に手に持ってみると、あまりの小ささ・軽さに感動するほどです。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
高さ 131.5mm 147.6mm
64.2mm 71.6mm
厚さ 7.4mm 7.8mm
重量 133g 170g

iPhone 12 miniのカラーバリエーションは、今回レビューするホワイトを含めて全6色です。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
カラー
バリエーション
  • ブラック
  • ホワイト
  • (PRODUCT)RED
  • グリーン
  • ブルー
  • パープル
  • ブラック
  • ホワイト
  • ピンク
  • ティール
  • ウルトラマリン

関連記事:
iPhone 12シリーズの大きさや画面サイズを徹底解説!11や13との比較も
iPhone 12シリーズのカラー全10色を紹介|どの色が人気?

前面・ディスプレイ

iPhone 12 miniは、5.4インチの有機ELディスプレイを搭載しています。
6.1インチのiPhone 16と、画面の広さを比べてみました。

iPhone 12 mini(左)とiPhone 16(右)

iPhone 12 miniのほうが表示がやや小さいこともあり、Safariなどで表示できる範囲は、iPhone 16とあまり変わりません。

iPhone 16ではディスプレイの最大輝度が上がっているため、明るい屋外ではより見やすく感じます。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
画面サイズ 5.4インチ 6.1インチ
パネル 有機EL 有機EL
解像度 2,340×1,080ピクセル
476ppi
2,556×1,179ピクセル
460ppi
輝度 最大1,200ニト 最大2,000ニト
Dynamic Island ×
iPhone 14 Pro/Pro MaxとiPhone 15シリーズ以降の機種は「Dynamic Island」を搭載しており、パンチホール部分に音楽再生やタイマーなどの情報を表示できます。

関連記事:
iPhone 12シリーズの大きさや画面サイズを徹底解説!11や13との比較も

背面

iPhone 12 mini(左)とiPhone 16(右)

iPhoneシリーズは、世代を重ねるごとにカメラのサイズや出っ張りが大きくなっています。
机に置いたときの安定感は、iPhone 16よりiPhone 12 miniのほうが優れています。

側面・底面

iPhone 12 miniは従来どおり、ボリュームボタンの上部に「着信/サイレントスイッチ」を搭載しています。

iPhone 15 Pro/Pro MaxとiPhone 16シリーズでは「アクションボタン」に置き換えられ、任意の機能を割り当てられるようになりました。

iPhone 16シリーズでは、本体右側面に、カメラの起動や操作が行える「カメラコントロール」が追加されています。

iPhone 12 miniのコネクタはLightningです。

iPhone 15シリーズ以降では、USB-Cが採用されています。

スピーカーの音質はiPhone 12 miniでも十分きれいだと感じますが、iPhone 16ではさらに音質が向上しており、とくに低音域が強化されている印象を受けました。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
着信/サイレント
スイッチ
×
アクションボタン ×
カメラコントロール ×
コネクタ Lightning USB-C

iPhone 12 miniの性能(チップ・メモリ・容量)

iPhone 12 miniは「A14 Bionic」チップを搭載しており、現在でも多くのゲームを含めてほとんどのシーンで快適に動作します。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
チップ A14 Bionic A18
メモリ
(RAM)
4GB 8GB
ストレージ
(ROM)
64GB
128GB
256GB
128GB
256GB
512GB

iPhone 16とアプリの動作を比較してみましたが、WebブラウザやSNS、地図などのアプリでは大きな差は見られませんでした。

iPhone 16のほうがワンテンポ(0.5秒〜1秒ほど)速く動作することもありますが、並べて比べないと気づかない程度です。

一方ゲームアプリでは、性能差がはっきり現れる場合があります。
一例として、原神のグラフィックスの初期設定を見てみましょう。

iPhone 12 miniでは、画質が「中(デフォルト)」、デバイス負荷は「スムーズ」です。

iPhone 16では、画質が「高(デフォルト)」、デバイス負荷は「スムーズ」です。

iPhone 16のほうが、設定を上げてもデバイス負荷が上がりづらい傾向にあります。

グラフィックス設定ごとのデバイスの負荷

 iPhone 12 miniでもおおむね快適に遊べますが、画質やフレームレートにこだわりがある場合は、より新しい機種を選んだほうがいいでしょう。

一部のAAAゲームは、iPhone 15/15 ProとiPhone 16シリーズ以降の機種のみ対応しています。

また原神の場合、追加ダウンロードを含めると30GB以上の空き容量が必要になります。
iPhone 12 miniでは64GBモデルがラインナップされていますが、ゲームを楽しみたい場合は128GBモデル以上がおすすめです。

ベンチマークスコア

人気ベンチマークアプリのスコアを見てみましょう。

AnTuTu Benchmark(V10.0.6)

AnTuTuは、スマホの総合性能を数値化できるアプリです。
一般的に、スコアが50万点ほどあれば、軽めのゲームを含めてほとんどのシーンで快適に動作します。

iPhone 12 miniで3回連続で計測してみたところ、スコアは90万点前後でした。

iPhone 16では、140万点前後を維持。
iPhone 12との性能差は、おおむね1.6倍です。

3DMark(Wild Life Extreme Stress Test)

3Dグラフィックスに特化した3DMarkで、耐久テストを行ってみました。
どちらも発熱の影響で、時間が経つほどスコアが低下します。

iPhone 12 mini(左)とiPhone 16(右)

3Dグラフィックス性能については、iPhone 12 miniとiPhone 16で2倍近い差があることが分かります。

Apple Intelligenceには非対応

iPhone 12 miniは、生成AIを活用した新機能「Apple Intelligence」には非対応です。

Apple Intelligenceでは、文章の編集やイラストの生成ができるほか、音声アシスタントのSiriが大幅に賢くなります。
(現在は英語のみで、日本語は2025年内に対応見込みです。)

生成AI自体は、ChatGPTなどのアプリをインストールすれば、iPhone 12 miniでも利用できます。

Apple Intelligenceが利用できるiPhone
  • iPhone 16シリーズ以降
  • iPhone 15 Pro/Pro Max

関連記事:
iOS 18が正式発表!主な変更点や対応機種、配信日まとめ【WWDC24】

iPhone 12 miniのカメラ(画素数・作例)

iPhone 12 miniは、超広角カメラメインカメラ(広角カメラ)のデュアルカメラを搭載しています。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
アウトカメラ 超広角:12MP F2.4
メイン(広角):12MP F1.6
超広角:12MP F2.2
Fusion(広角):48MP F1.6
インカメラ 12MP F2.2 12MP F1.9
光学ズーム
オプション
0.5倍
1倍
0.5倍
1倍
2倍
マクロ写真撮影 ×

カメラ性能

iPhone 12 miniとiPhone 16で同じシーンで撮り比べてみました。

さまざまなシーンで比べてみたところ、初期状態ではiPhone 12 miniのほうが、やや明るく色鮮やかに写る傾向が見られました。

画像クリックで拡大表示可能

iPhone 12 miniのメインカメラは12MP(1,200万画素)です。
iPhone 16は48MP(4,800万画素)で、初期状態で記録画素数が24MPになっています。

拡大したりズーム撮影したりすると、画素数の差が出てきます。

画像クリックで拡大表示可能

画像の一部を切り出してみたところ、iPhone 16のほうが木の幹の質感や葉脈など、より細かいところまで写っていることが確認できました。

拡大したりズームしたりしない場合は、iPhone 12 miniでも十分満足できる可能性が高いです。

カメラ機能

iPhone 12 miniの主なカメラ機能の対応状況は、下記のとおりです。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
ポートレートモード 〇(次世代のポートレート)
ナイトモード
フォトグラフスタイル × 〇(最新世代のフォトグラフスタイル)
空間写真/空間ビデオ ×
シネマティックモード ×
アクションモード ×
オーディオミックス ×

最新機種と比べると機能は控えめですが、ポートレートモードやナイトモードなど、近年のトレンド機能にしっかり対応しています。

ポートレートモードを使えば、一眼カメラのように背景をぼかして雰囲気のある写真を撮影可能。

ナイトモードでは、肉眼で見るよりも明るく写ります。

夜の公園にて、かすかに街灯に照らされた花壇を撮影
画像クリックで拡大表示可能

関連記事:
iPhone 12シリーズのカメラ性能・機能を徹底解説!13シリーズとの違い

iPhone 12 miniのバッテリー(容量・充電)

iPhone 12 miniは、現在の基準から見るとバッテリー容量が小さめです。
バッテリー持ちもあまりいいとは言えません。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
バッテリー容量 2,227mAh 3,561mAh
ビデオ再生 最大15時間 最大22時間
ビデオ再生
(ストリーミング)
最大10時間 最大18時間
オーディオ再生 最大50時間 最大80時間
コネクタ Lightning USB-C
ワイヤレス充電 MagSafe
Qi2
Qi
MagSafe
Qi2
Qi
iPhone 12シリーズは、iPhoneとしては初めて「MagSafe(マグネット式のワイヤレス充電)」に対応しました。

iPhone 12 miniとiPhone 16で、実際のバッテリー持ちを比較してみました。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
原神
(30分間放置)
-11%(95%⇒84%)
画質中(デフォルト)
フレームレート30
-4%(95%⇒91%)
画質高(デフォルト)
フレームレート30
YouTube
(1時間連続再生)
-13%(84%⇒71%) -4%(91%⇒87%)
合計 -24%(95%⇒71%) -8%(95%⇒87%)

*バッテリーの最大容量はどちらも100%

今回のテスト条件では、iPhone 16が3倍ほど長持ちするという結果になりました。
普段の生活の中でも、1.5倍程度は差が付く可能性が高いです。

バッテリー持ちを重視する場合は、バッテリー容量が増えているiPhone 13以降の機種を選ぶといいでしょう。

関連記事:
歴代iPhoneのバッテリー比較ランキング|容量や電池持ち、充電方法など

iPhone 12 miniの生体認証(Face ID)

iPhone 12 miniの生体認証は、Face IDを利用した顔認証です。
iPhone 12シリーズ以降は、マスク着用時の顔認証にも対応しています。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
マスク着用時の
顔認証
横画面時の
顔認証
×

基本的な使い勝手はiPhone 16と変わりませんが、マスク着用時の認証精度はiPhone 16のほうが上です。

iPhone 13シリーズ以降は、横画面時の顔認証にも対応しています。

iPhone 12 miniの通信(5G・SIM)

iPhone 12シリーズは、iPhoneシリーズとして初めて5G通信に対応しました。
Wi-Fiも比較的新しい規格に対応しているので、通信速度で最新機種と違いを感じることはほとんどないでしょう。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
Wi-Fi Wi-Fi 6 Wi-Fi 7
5G
デュアルSIM 〇(nanoSIMとeSIM) 〇(nanoSIMとneSIM)
デュアルeSIMに対応
衝突事故検出 ×
衛星通信経由の
SOS
×
iPhone 14シリーズ以降では、衝突事故検出や衛星通信経由のSOSに対応しています。

iPhone 12 miniの防水性能

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
防水・防塵性能 〇(IP68)
最大水深6メートルで最大30分間
〇(IP68)
最大水深6メートルで最大30分間

iPhone 12 miniは、一般的なスマートフォンとしては最高クラスの防水・防塵性能を備えています。

関連記事:
iPhone 16シリーズの防塵・防水性能まとめ|お風呂やプールでも使える?

iPhone 12 miniのサポート状況

iPhoneシリーズは比較的サポート期間が長く、発売から時間が経った機種でも安心して使えます。
iPhone 12 miniのサポート状況をまとめました。

iOS

iPhone 12 miniは、2024年現在最新のiOS 18が利用できます。

近年のiPhoneは、発売からおおむね6世代ほど最新iOSが利用できる傾向にあります。
2020年10月に発売されたiPhone 12 miniは、2026年秋に配信される見込みの「iOS 20(仮)」まで利用できる可能性が高いです。

最新iOSが利用できなくなっても数年間は、最低限のセキュリティアップデートが続きます。

関連記事:
iOS 18が正式発表!主な変更点や対応機種、配信日まとめ【WWDC24】
スマホOSのサポートが終了するとどうなる?デメリットや買い替え目安を紹介

正規修理サポート

Apple Storeで販売が終了してから5年間は、Appleによる正規修理サポートが受けられます。
iPhone 12 miniは2022年9月に販売終了したため、2027年9月ごろまでサポートされる可能性が高いです。

Apple Store
販売終了時期
正規修理サポート期間
(予想)
iPhone 12 2023年9月 2028年9月ごろまで
iPhone 12 mini 2022年9月 2027年9月ごろまで
iPhone 12 Pro/Pro Max 2021年9月 2026年9月ごろまで
正規修理サポートが終了したあとも、非正規修理店による修理は受けられます。

関連記事:
iPhone 12はいつまで現役で使える?サポート状況やおすすめの機種など

iPhone 12 miniのいいところ・イマイチなところ

2024年現在の基準から見た、iPhone 12 miniのメリットとデメリットをまとめました。

iPhone 12 miniのいいところ

  • 圧倒的に軽量・コンパクト
  • 多くのゲームを含めて快適に動作する処理性能
  • 実用的なカメラ性能
  • MagSafeや5G、マスク着用時の顔認証など充実した機能

近年はスマホの大型化が進み、小型機種がほとんど見られなくなりました。
iPhone 12 miniは、コンパクトさと実用的な性能・機能を兼ね備えている貴重な機種です。

角張ったデザインや全面ディスプレイなど、見た目的にも古さを感じさせません。

iPhone 12 miniのイマイチなところ

  • Apple Intelligenceに非対応
  • ズーム撮影は苦手
  • バッテリー持ちはイマイチ
  • コネクタはLightning

iPhone 12 miniのウィークポイントはバッテリー持ちです。
とくにヘビーユーザーの場合、充電せず丸一日使うことは難しいでしょう。

iPhone 12 miniの価格

2024年11月現在の、iPhone 12 miniの価格をまとめました。
比較的状態のいい中古品が、3万円台から購入可能です。

iPhone 12 mini iPhone 16(参考)
Apple Store 販売終了 124,800円〜
中古相場
(目立った傷や汚れがないもの)
36,800円〜 -(データなし)
にこスマ 36,300円〜 -(データなし)
最新機種の新品と比べると、3割程度の価格です。

iPhone 12 miniの在庫一覧

【まとめ】iPhone 12 miniはこんな人におすすめ!

iPhone 12 miniは、下記のいずれかに当てはまる方にピッタリです。

  • コンパクトなiPhoneが欲しい
  • 快適に普段使いできる機種が欲しい
  • 4万円前後でコスパの高い機種を探している
メイン機としてはもちろん、コンパクトで取り回しがいいので、2台目のサブ機としてもおすすめです!

サポート期間も残っており、今から購入しても安心して利用できます。

iPhone 12 miniの在庫一覧

iPhone 12 mini以外のおすすめ機種

条件 おすすめ機種
画面はもう少し大きいほうがいい iPhone 12
より性能が高いコンパクトiPhoneが欲しい iPhone 13 mini
ズーム撮影を楽しみたい iPhone 12 Pro
バッテリー持ちを重視したい iPhone 13
ホームボタン(指紋認証)を使いたい iPhone SE(第2世代)

下記の記事では、にこスマで売れ筋のiPhoneをランキング形式で紹介しています。

中古iPhoneのおすすめ機種をランキング形式で紹介|選び方も

関連記事:
iPhone 12シリーズの全機種を比較|スペックや価格など
iPhone 12 miniとiPhone 13 miniを徹底比較|どちらがおすすめ?

今回紹介した内容は下記のとおりです。
(リンクをクリックすると該当箇所にジャンプします。)

参考:
iPhone - モデルを比較する - Apple(日本)

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